Owner's Manual

266 Oracle の設定および導入(シングルノード)
21 export ORACLE_SID=db
と入力します。
db
は、
DBCA
でデータベースに定義したグローバル識別子名で
す。
データベースが動作していることを確認するには、次の手順を実行しま
す。
a sqlplus "/ as sysdba"
と入力して、
SQL>
プロンプトを表
示します。
b
SQL>
プロンプトで次のクエリを入力します。
SELECT * FROM v$instance;
c
データベースが実行されていない場合は、エラーメッセージが表
示されるので、
SQL>
プロンプトで
startup
と入力し、その
ノードのデータベースインスタンスを起動します。
Oracle ASM を使用したシードデータベースの作成
Oracle ASM
を使用してストレージを設定した場合は、
DBCA
を使用し、
次の手順を実行してシードデータベースを作成します。
1
oracle
として、
dbca &
と入力して
DBCA
を起動します。
2 Welcome(ようこそ)ウィンドウで Next(次へ)をクリックし
ます。
3 Operations(操作)ウィンドウで Create a Database(データ
ベースの作成)をクリックしてから、Next(次へ)をクリックし
ます。
4
Database Templates
(データベーステンプレート)ウィンドウで
Custom Database
(カスタムデータベース)をクリックしてから、
Next
(次へ)をクリックします。
5
Database Identification
(データベース識別情報)ウィンドウで、
oradb
のような
Global Database Name
(グローバルデータベー
ス名)を入力してから、
Next
(次へ)をクリックします。
6
Management Options
(管理オプション)ウィンドウで
Next
(次へ)をクリックします。
7
Database Credentials
(データベース資格証明)ウィンドウで、
Use the Same Password for All Accounts
(すべてのアカウント
に対して同パスワードを使用)をクリックして、パスワードの入
力を完了してから、
Next
(次へ)をクリックします。