Owner's Manual

Enterprise Linux への Oracle のインストール 253
ASM を使用したシードデータベースの作成
本項では、 Oracle ASM （ Automatic Storage Management ）を使用して
シードデータベースを作成する手順とシードデータベースを確認する手順
について説明します。
1 oracle としてログインし、次のように入力します。
<ORACLE_HOME>/bin/cluvfy stage -pre dbcfg -n
node1,node2 -d $ORACLE_HOME -verbose
node1 および node2 はパブリックホスト名です。
お使いのシステムが正しく設定されている場合は、次のメッセージ
が表示されます。
Pre-check for database configuration was
successful.
（データベース設定の事前チェックが成功しました）。
お使いのシステムが正しく設定されない場合は、 support.dell.com
で『 Dell PowerEdge システム — Enterprise Linux x86_64 で使用す
る
Oracle データベース — トラブルシューティングガイド』を参照
してください。
2 最初のノードで、ユーザー oracle として dbca & と入力し、 Oracle
Database Creation Assistant
（ DBCA ）を起動します。
3 Welcome （ようこそ）ウィンドウで Oracle Real Application
Cluster Database
（ Oracle Real Application Cluster データベー
ス）を選択してから、
Next （次へ）をクリックします。
4 Operations（操作）ウィンドウで Create a Database（データ
ベースの作成）をクリックしてから、Next（次へ）をクリックし
ます。
5
Node Selection （ノードの選択）ウィンドウで Select All （すべ
て選択）を選択し、
Next （次へ）をクリックします。
6 Database Templates （データベーステンプレート）ウィンドウで
Custom Database （カスタムデータベース）をクリックしてから、
Next （次へ）をクリックします。
7 Database Identification （データベース識別情報）ウィンドウで、
racdb のような Global Database Name （グローバルデータベー
ス名）を入力してから、
Next （次へ）をクリックします。
8
Management Options （管理オプション）ウィンドウで Next
（次へ）をクリックします。