Owner's Manual
406 ホストのデータベースストレージの設定
ブロックデバイスを使用してディスクを ASM 用に設定する方法
1
root
としてログインします。
2
最初のノードで、
fdisk
を使用して、データベースファイルとリカ
バリファイルに使用するディスクデバイスに、ディスク全体にまた
がる単一のプライマリパーティションを作成します。
3
permissions.ini
ファイルに
asm1
と
asm2
のディスクデバイスを
追加します。このファイルは、
/dell-oracle-deployment/scripts/
ディレクトリにあります。
403
ページの「ブロックデバイスを使用して
Oracle Clusterware
用
の共有ストレージディスクを設定する方法」で実行した手順によっ
てこのファイルにすでに存在する
Clusterware
設定を必ず保持して
ください。
たとえば、データベースファイル用とリカバリファイル用のそれぞ
れに関して、
ASM1
と
ASM2
のディスクデバイスが
/dev/emcpowerc1
と
/dev/emcpowerd1
なら、
permissions.ini
ファイルは次のように変更されます。
[asm]
asm1=/dev/emcpowerc1
asm2=/dev/emcpowerd1
/dev/emcpowere1
を使用して
ASM
ディスクデバイス
ASM3
を追
加するには、次のように入力してセッションにエントリを追加しま
す。
asm3=/dev/emcpowere1
4
permissions.ini
ファイルを設定したら、
/dell-oracle-
deployment/scripts/
フォルダの下にある
permissions.py
スクリ
プトを実行します。
./permissions.py
5
次のコマンドを実行して、正しいブロックデバイスの権限を設定し
ます。
/etc/rc.local