Deployment Guide
318 導入ガイド
3
次のように入力して、
ASM
ディスクをスキャンします。
/etc/init.d/oracleasm scandisks
Scanning system for ASM disks:(ASM ディスクのシステムスキャン)[ OK ]
4
次のように入力して、すべての
ASM
ディスクが認識されるかどうかを確認します。
/etc/init.d/oracleasm listdisks
設定済み全
ASM
ディスクの一覧が表示されます。
ローデバイスを使った共有ストレージの設定
新しいノードで
root
としてログインし、次の操作を行います。
1
/etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを編集して、ファイバーチャネルクラスタ用に以下の
行を追加します。
/dev/raw/ASM1 /dev/emcpowerb1
/dev/raw/ASM2 /dev/emcpowerc1
2
次のように入力して、
Raw Devices Service
を再起動します。
service rawdevices restart
OCFS2 を使用した共有ストレージの設定
CRS
、クォーラム、またはデータベースの各ファイルに
OCFS2
を使用する場合は、新しいノードが
既存のノードと同様にクラスタファイルシステムにアクセスできるようにします。
1
新しいノードで
/etc/fstab
ファイルを編集して、既存のノードに表示されるのとまったく
同じように
OCFS2
ボリューム情報を追加します。
たとえば、以下のように入力します。
/dev/emcpowera1 /u01 ocfs2 _netdev,datavolume,nointr 0 0
/dev/emcpowerb1 /u02 ocfs2 _netdev,datavolume,nointr 0 0
2
既存のノードと同様に、新しいノードに
OCFS2
マウントポイントを作成します(たとえば、
/u01
、
/u02
、および
/u03
)。
3
既存ノードの
1
つで
oracle
ユーザーとして次のコマンドを実行し、すべてのデータベースイ
ンスタンスを停止します。
srvctl stop database -d < データベース名 >
4
すべてのノードで次のコマンドを実行し、
CRS
を停止し、すべての
OCFS2
パーティションを
アンマウントします。
/etc/init.d/init.crs stop
umount -a -t ocfs2