Deployment Guide
導入ガイド 293
ローデバイスを使った共有ストレージの設定
すべてのノードで
root
としてログインし、次の操作を行います。
1
/etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを編集して、ファイバーチャネルクラスタ用に以下の
行を追加します。
/dev/raw/ASM1 /dev/emcpowerb1
/dev/raw/ASM2 /dev/emcpowerc1
2
次のように入力して、
Raw Devices Service
を再起動します。
service rawdevices restart
Oracle RAC 10g のインストール
本項では
Oracle RAC 10
g
バージョン
10.1.0.3
のインストール手順について説明します。これには
CRS
のインストール
および
Oracle Database 10
g
ソフトウェアのインストールが含まれます。
クラスタを本番環境に配置する前に、シードデータベースを作成してそのクラスタが正しく動作
するかどうか確認することをお勧めします。
CRS のインストール
1 最初のノードで root としてログインします。
2
次のように入力して、
X Window System
を起動します。
startx
3
ターミナルウィンドウを開き、次のように入力します。
xhost +
4
『
Oracle Cluster Ready Services CD
』をマウントします。
5
次のように入力します。
su - oracle
6
次のように入力して、
Oracle Universal Installer
を起動します。
unset ORACLE_HOME
CD
を使用する場合は、次のように入力します。
/media/cdrom/runInstaller
DVD
を使用する場合は、次のように入力します。
/media/cdrecorder/runInstaller
7
Welcome
(ようこそ)
ウィンドウで
Next
(次へ)
をクリックします。
8
Specify File Locations
(ファイルの場所の指定)
ウィンドウで
Oracle
ホームのパスが
/opt/oracle/product/10.1.0/crs_1
になっていることを確認し、
Next
(次へ)
をクリッ
クします。