Deployment Guide
導入ガイド 283
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/etc/sysconfig/network
ファイルを編集し、必要に応じて、
localhost.localdomain
を完全修飾パブリックノード名に変えます。
たとえば、最初のノードの行は次のようになります。
HOSTNAME=node1.domain.com
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次のように入力します。
service network restart
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次のように入力して、
IP
アドレスが正しく設定されていることを確認します。
ifconfig
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クラスタ外部の
LAN
のクライアントから各パブリック
IP
アドレスに対して
ping
を実行し、
ネットワークの設定をテストします。
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各ノードに接続して、パブリックネットワークが機能していることを確認します。また、
次のように入力して、セキュアシェル(
ssh
)が機能していることを確認します。
ssh <
パブリック
IP
>
ボンディングを使用したプライベートネットワークの設定
クラスタを導入する前に、プライベートクラスタネットワークを設定し、ノード間で通信できるよ
うにします。このためには、ネットワークボンディングを設定して、プライベート
IP
アドレスと
ホスト名をクラスタ内の各ノードに割り当てます。
Broadcom
または
Intel
の
NIC
でネットワー
クボンディングを設定し、プライベートネットワークを設定するには、各ノードで次の手順を実
行します。
1
root
としてログインします。
2
/etc/modprobe.conf
ファイルに、次の行を追加します。
alias bond0 bonding
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可用性を高めるためには、
/etc/modprobe.conf
ファイルを編集して、リンク監視オプショ
ンを設定します。
デフォルトでは
miimon
の値は
0
で、この場合、リンクの監視は行われません。まず、値を
100
ミリ秒に変更しておき、必要に応じて、次の例に示すように値を調整してパフォーマンス
を改善します。次のように入力します。
options bonding miimon=100 mode=1