Deployment Guide
導入ガイド 281
ファイバーチャネルのハードウェアとソフトウェアの構成
•
各ノードには、少なくとも次のハードウェア周辺機器が含まれている必要があります。
–
内蔵ドライブベイ内のハードドライブ
X 1
台または
2
台(最小
36 GB
)
–
ギガビット
NIC
ポート
X 3
–
ファイバーチャネル
HBA
×
2
•
各ノードには、次のソフトウェアをインストールする必要があります。
–
Red Hat Enterprise Linux
ソフトウェア(表
1-1
を参照)
–
ファイバーチャネル
HBA
ドライバ
–
カーネル用の
OCFS2
モジュール、および
OCFS2
用の設定ツール
メモ: OCFS は hugemem および対称型マルチプロセッサ(SMP)という 2 種類のカ
ーネルをサポートしています。お使いのカーネルに従って OCFS の種類を選択してください。
•
ファイバーチャネルストレージは、次のように設定する必要があります。
–
クラスタに対して少なくとも
3
つの
LUN
を作成して割り当てる
–
LUN
のサイズは最小
5 GB
Oracle RAC 10g 用のネットワークおよびストレージの設定
本項では、シードデータベースを実行するファイバーチャネルクラスタのセットアップについて説
明します。以下の手順が含まれています。
•
パブリックおよびプライベートネットワークの設定
•
システムの保護
•
ストレージ構成の確認
•
OCFS2
を使用した共有ストレージの設定
•
ASM
を使用した共有ストレージの設定
Oracle RAC 10
g
データベースの設定は、順序化された一連の手順を必要とする複雑なデータベース
設定になります。ネットワークとストレージを最小限の時間で設定するには、以下の手順を順番に
実行してください。