Owner's Manual

導入ガイド 267
RAC Post 導入のパッチと修正
本項では、
Oracle RAC 10
g
導入のために必要なパッチと修正について説明します。
EMC PowerPath を正常にフェイルオーバーさせるための CSS Miscount の再設定
HBA
、スイッチ、または
EMC
ストレージプロセッサ(
SP
)に障害発生すると、
PowerPath
デバイスへのフェイルオーバー時間が合
105
超えがあります。
10
g
R1
バージョ
10.1.0.3
のデフォルト
CSS
ディスクタイムアウトは、
45
です。
PowerPath
のフェイルオー
バー手順が正に機能するには、
CSS
タイムアウトを
120
延長する必要があります。
CSS
タイムアウトを延長するには、次の手順を実行します。
1
1
つのノードを除く全ノードのデータベースと
CRS
をシャットダウンします。
2
実行のノードで
root
ユーザーとしてログインし、次のよに入力します。
/opt/oracle/product/10.1.0/crs_1/bin/crsctl set css misscount 120
3
すべてのノードを再起動して、
CSS
の設定を有効にします。
詳細については、
Oracle Metalink Note 294430.1
を参照してください。
oracle ユーザーパスワードの設定
システム保護のために、
oracle
ユーザーにはパスワードを設定することをくおめします。
以下の手順に従って、
oracle
のパスワードを設定します。
1
root
としてログインします。
2
passwd oracle
と入力し、画面の指示に従って
oracle
のパスワードを設定します。
Oracle Database 10g の設定および導入(シングルノード)
本項では、
Red Hat Enterprise Linux
のインストールおよび設定に説明されている初期セット
アップまたは再インストール手順にする情報を提供します。本項では、以下のトピックについて
説明します。
パブリックネットワークの設定
データベース記憶域の設定
Oracle
データベースのインストール
リスーの構成
シードデータベースの作成
oracle
ユーザーパスワードの設定