Owner's Manual
258 導入ガイド
4
ファイバーチャネルクラスタについては、最初のノードで、次のように
fdisk
を使用して、
別の
2
つの外付けストレージデバイスにそれぞれ
1
つずつパーティションを作成します。
a
fdisk /dev/emcpowerx
と入力して、デバイス全体に対するプライマリパーティショ
ンを作成します。
fdisk
ユーティリティのヘルプを表示するには、
h
と入力します。
b
新しいパーティションが存在することを確認するには、
cat /proc/partitions
と入力
します。
新しいパーティションが見つからない場合は、次のように入力します。
sfdisk -R /dev/<device name>
5
/etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを編集して、ファイバーチャネルクラスタ用に以下の
行を追加します。
/dev/raw/ASM1 /dev/emcpowerb1
/dev/raw/ASM2 /dev/emcpowerc1
6
service rawdevices restart
と入力して
Raw Devices Service
を再起動します。
Oracle RAC 10g のインストール
本項では
Oracle RAC 10
g
バージョン
10.1.0.3
のインストール手順について説明します。これには
CRS
のインストール
および
Oracle Database 10
g
ソフトウェアのインストールが含まれます。クラ
スタを実働環境に導入する前に、シードデータベースを作成してそのクラスタが正しく動作するか
どうか確認することをお勧めします。
CRS のインストール
1
root
としてログインします。
2
startx
と入力して
X Window System
を起動します。
3
ターミナルウィンドウを開き、次のように入力します。
xhost +
4
『
Oracle Cluster Ready Services CD
』をマウントします。
5
次のように入力します。
su - oracle
6
次のコマンドを入力して、
Oracle Universal Installer
を起動します。
unset ORACLE_HOME
/mnt/cdrom/runInstaller
7
ようこそ
ウィンドウで
次へ
をクリックします。
8
ファイルの場所の指定
ウィンドウで
Oracle
ホームのパスが
/opt/oracle/product/10.1.0/crs_1
になっていることを確認し、
次へ
をクリックします。