Owner's Manual
導入ガイド 257
ファイバーチャネルクラスタについては、次のように入力して、
PowerPath
仮想デバイスパー
ティションをフォーマットします。
mkfs.ocfs -F -b 128 -L u01 -m /u01 -u 500 -g 500 -p 0775
/dev/emcpowerb1
mkfs.ocfs -F -b 128 -L u02 -m /u02 -u 500 -g 500 -p 0775
/dev/emcpowerc1
5
各ノードで、以下の手順を実行します。
a
各
OCFS
パーティション用にマウントポイントを作成します。この手順を実行するには、
次のように入力して、ターゲットパーティションのディレクトリを作成し、オーナーシッ
プを設定します。
mkdir -p /u01 /u02
chown -R oracle.dba /u01 /u02
b
各ノードで、ファイバーチャネルストレージシステム用の次の行を
/etc/fstab
ファイルに
追加して修正します。
/dev/emcpowerb1 /u01 ocfs _netdev 0 0
/dev/emcpowerc1 /u02 ocfs _netdev 0 0
すべての
OCFS
ボリュームについて適切な値を入力します。
c
各ノードで、次のコマンドを入力して、
OCFS
モジュールをロードし、
/etc/fstab
ファイ
ルの一覧にあるすべてのボリュームをマウントします。
メモ: OCFS モジュールとカーネルのバージョンとの不一致に関する警告はすべて無視してかま
いません。
/sbin/load_ocfs
mount -a -t ocfs
ASM を使用したストレージの構成
ASM
を使用してクラスタを構成するには、すべてのノードで次の手順を実行します。
1
root
としてログインします。
2
以下のコマンドを入力して、
raw
キャラクタデバイス名を変更し、識別します。
mv /dev/raw/raw4 /dev/raw/ASM1
mv /dev/raw/raw5 /dev/raw/ASM2
3
次のコマンドを入力して、データファイルディスクとフラッシュバックリカバリディスクに
oracle
ユーザーのオーナーシップを設定します。
chown oracle.dba /dev/raw/ASM1
chown oracle.dba /dev/raw/ASM2