Owner's Manual

256 導入ガイド
データベース用の共有ストレージの構成
本項では
OCFS
Oracle Cluster File System
)または
ASM
Automatic Storage Management
のどらかを使用して有ストレージを構成する方法について説明します。
OCFS を使用した共有ストレージの構成
1
root
としてログインします。
2
各ノードで、以下の手順を実行します。
a
startx
と入力して
X Window System
を起動します。
b
ocfstool
と入力して、
OCFS
を使用してストレージをフォーマットします。
c
メニューから
Tasks
をクリックして、次に
Generate Config
をクリックします。
d
ノードのプライベート
NIC
のデバイスとプライベートストを選択します。
OK
をクリックします。
e
File
Exit
の順に選択します。
3
ファイバーチャネルクラスタについては、最初のノードで、次のよ
fdisk
を使用して、
2
つの外付けストレージデバイスに
1
つパーティションを作成します。
a
fdisk /dev/emcpowerx
と入力して、デバイス全体に対するプライマリパーティション
を作成します。
fdisk
ユーティリティのルプを表示するには、
h
と入力します。
b
新しいパーティションが存在することを確認するには、
cat /proc/partitions
と入力
します。
新しいパーティションがつからない場合は、次のよに入力します。
sfdisk -R /dev/<device name>
メモ: 以下の手順では、サンプルの値として、マウントポイントには /u01 /u02 を、ラベルには u01
u02 を使用します。
4
1
つのノードのみで、次のよに入力して、
OCFS
用の外付けストレージデバイスをフォー
マットします。
mkfs.ocfs -b 128 -F -u <ID of user oracle> -g <primary group ID of
user oracle> -L <volume label> -m <mount point> -p <OCFS volume
permissions> <PowerPath device name>
ユーザー
ID
および
グループ
ID
を検するには、次のよに入力します。
id oracle