Owner's Manual
254 導入ガイド
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各ノードで、次のように入力します。
more /proc/partitions
ノードは、
LUN
または論理ディスク、およびこれらの外付けデバイス上で作成されたパーティ
ションを検出し、表示します。
メモ: 一覧のデバイスはストレージの構成によって異なります。
ノードで検出された
LUN
または論理ディスクが、これらの外付けデバイスに作成されたパー
ティションとともに一覧表示されます。この一覧には、
PowerPath
仮想デバイスが
/dev/emcpowera
、
/dev/emcpowerb
、
/dev/emcpowerc
のように表示されます。
5
/proc/partitions
ファイル内で、以下のことを確認します。
•
すべての
PowerPath
擬似デバイスが、類似するデバイスパスを持つファイル内に表示さ
れていること。たとえば、
/dev/emcpowera
、
dev/emcpowerb
、および
/dev/emcpowerc
です。
•
ファイバーチャネル
LUN
が
SCSI
デバイスとして表示され、各クラスタノードが同数の
LUN
で構成されていること。
たとえば、ノードが
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つの論理ディスクを持つファイバーチャネルストレージデバイスに
取り付けられた
SCSI
ドライブまたは
RAID
コンテナで構成されている場合、
sda
はノード
の
RAID
コンテナまたは内蔵ドライブを識別し、
emcpowera
、
emcpowerb
、および
emcpowerc
は
LUN
(または
PowerPath
擬似デバイス)を識別します。
外付けストレージデバイスが
/proc/partitions
ファイル内に表示されない場合は、以下の手順を実
行します。
1
次のように入力して、すべてのノードの
PowerPath
サービスを停止します。
service naviagent stop
service PowerPath stop
2
次のように入力して、すべてのノードに
HBA
ドライバを再ロードし、全ノードのカーネルの
パーティションテーブルを同期化します。
•
QLogic HBA
には、以下を入力します。
rmmod qla2300
modprobe qla2300
•
Emulex HBA
には、以下を入力します。
rmmod lpfc
modprobe lpfc
3
次のように入力して、すべてのノードの
PowerPath
サービスを再起動します。
service PowerPath start
service naviagent start
4
次のように入力して、すべてのノードで外付けストレージデバイスを参照できることを確認し
ます。
more /proc/partitions