Owner's Manual

導入ガイド 253
10
各ノードで、
/etc/hosts.equiv
を作成または変更して、使用するすべてのパブリック
IP
アド
レスまたはストを記します。たとえば、各ノードに使用するパブリックスト
1
つ、仮想
IP
アドレスが
1
つ、仮想ホスト
1
つある場合は、以下の各行を追加します。
<public hostname node1> oracle
<public hostname node2> oracle
<virtual IP or hostname node1> oracle
<virtual IP or hostname node2> oracle
11
oracle
としてログインして各ノードに接続し、
rsh <
パブリック
スト
nodex>
と入力
して、リモートシェル(
rsh
)が機能していることを確認します。ここで
x
はノード番号を表
します。
システムの保護
システムへの正なアクセスを防ぐために、
Oracle
ソフトウェアのインストール後は
rsh
を無効に
することをおめします。
rsh
を無効にするには、
chkconfig rsh off
と入力します。
ストレージ構成の確認
クラスタの構成に、ファイバーチャネルストレージにパーティションを作成します。パーティ
ションを作成するには、すべてのクラスタノードが外付けストレージデバイスを検出できるよ
する必要があります。各ノードが各ストレージ
LUN
または論理ディスクを検出できることを確認す
るには、次の手順を実行します。
1
Dell | EMC
ファイバーチャネルストレージでは、
EMC Navisphere
®
エージェントと正しい
バージョンの
PowerPath
(表
1-6
を参照)が各ノードにインストールされていて、
EMC
Navisphere
ソフトウェアに正しいストレージグループが割り当てられていることを確認しま
す。手順については、
Dell | EMC
ファイバーチャネルストレージに付属のマニュアルを参照し
てください。
メモ: この作業はクラスタを設置したデルの公認技術者によって実行されています。このソフ
トウェアをノードに再インストールする場合は、この手順を完了する必要があります。
2
ストレージデバイスとクラスタノードが正しくファイバーチャネルスイッチ
(図
1-1
および
1-4
を参照)に接続されていることを目視点検します。
3
root
としてログインしていることを確認します。