Owner's Manual
導入ガイド 249
ファイバーチャネルのハードウェアとソフトウェアの構成
•
各ノードには、少なくとも以下のハードウェア周辺機器が含まれている必要があります。
–
内蔵ドライブベイ内にハードドライブ×
1
台または
2
台(最小
36 GB
)
–
Gigabit NIC
ポート×
3
–
ファイバーチャネル
HBA
×
2
•
各ノードには、以下のソフトウェアをインストールする必要があります。
–
Red Hat Enterprise Linux
ソフトウェア(表
1-1
を参照)
–
ファイバーチャネル
HBA
ドライバ
–
カーネル用の
OCFS1
モジュール、および
OCFS
用の設定ツール
メモ: OCFS は hugemem および対称型マルチプロセッサ(SMP)という 2 種類のカーネルをサ
ポートしています。お使いのカーネルに従って OCFS の種類を選択してください。
•
ファイバーチャネルストレージは、以下の構成が必須です。
–
クラスタに対して少なくとも
3
つの
LUN
を作成して割り当てる
–
LUN
のサイズは最小
5 GB
Oracle RAC 10g 用のネットワークおよびストレージ
(記憶域)の設定
本項では、シードデータベースを実行するファイバーチャネルクラスタのセットアップについて説
明します。内容には、以下の手順が含まれています。
•
パブリックおよびプライベートネットワークの設定
•
システムの保護
•
ストレージ構成の確認
•
Cluster Ready Services
(
CRS
)および
Oracle
データベース向けの共有ストレージの構成
Oracle RAC 10
g
は、順序化された一連の手順を必要とする複雑なデータベース設定です。ネット
ワークとストレージを最小限の時間で設定するには、以下の手順を順番に実行してください。