Owner's Manual

導入ガイド 205
パブリックおよびプライベートネットワークの設定
メモ:
クライアント接続および接続のフェイルオーバーのために、固有のパブリックおよびプライベー
IP アドレスを 1 つと、仮想 IP アドレスとしての機能を果たす追加のパブリック IP アドレスを 1 つ、
各ノードに設定する必要があります。仮想 IP アドレスはパブリック IP アドレスと同じサブネットに属し
ていなければなりません。仮想 IP アドレスを含むすべてのパブリック IP アドレスは DNS に登録する必要
があります。
利用可能な
NIC
ポートの数に応じて、表
1-5
に示すとおりにパブリックおよびプライベートインタ
フェースを設定します。
プライベートネットワークの設定とチーミング
クラスタを展開する前に、各クラスタノードにプライベート
IP
アドレスとホスト名を割り当
てます。この手順により、ノードがプライベートインタフェースを通じて確実に通信できるように
なります。
2
ノードクラスタのネットワーク設定の例を
1-6
に示します。
1-5 NIC のポート割り当て
NIC ポート 利用可能なポート 3 利用可能なポート 4
1
パブリック IP および仮想 IP パブリック IP
2
プライベート IP
NIC チーム)
プライベート IPNIC チーム)
3
プライベート IP
NIC チーム)
プライベート IPNIC チーム)
4
なし 仮想 IP
1-6 ネットワーク設定の例
ホスト名 タイプ IP アドレス 登録
rac1
パブリック
172.16.170.1 %SystemRoot%\system32\drivers\etc\hosts
rac2
パブリック
172.16.170.2 %SystemRoot%\system32\drivers\etc\hosts
rac1-vip
仮想
172.16.170.201 %SystemRoot%\system32\drivers\etc\hosts
rac2-vip
仮想
172.16.170.202 %SystemRoot%\system32\drivers\etc\hosts
rac1-priv
プライベート
10.10.10.1 %SystemRoot%\system32\drivers\etc\hosts
rac2-priv
プライベート
10.10.10.2 %SystemRoot%\system32\drivers\etc\hosts