Owner's Manual

232 導入ガイド
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本の光ファイバーケーブルを各追加ノードの
HBA0
からファイバーチャネルスイッチ
0
に接
続します。
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本の光ファイバーケーブルを各追加ノードの
HBA1
からファイバーチャネルスイッチ
1
に接
続します。
Oracle RAC 10g R2 用のネットワークおよびストレージの構成
本項では、ファイバーチャネルクラスタのセットアップについて説明します。内容には、以下の手
順が含まれています。
パブリックおよびプライベートネットワークの設定。
ストレージ構成の確認。
Oracle Clusterware
および
Oracle
データベース用の共有ストレージの構成。
メモ:Oracle RAC 10g R2 は、順序化された一連の手順を必要とする複雑なデータベース設定です。
ネットワークとストレージを最小限の時間で設定するには、以下の手順を順番に実行してください。
パブリックおよびプライベートネットワークの設定
メモ:クライアント接続および接続のフェイルオーバーのために、固有のパブリックおよびプライ
ベートインターネットプロトコル(IP)アドレスを 1 つと、仮想 IP アドレスとしての機能を果たす追
加のパブリック IP アドレスを 1 つ、各ノードに設定する必要があります。仮想 IP アドレスはパブリッ
IP アドレスと同じサブネットに属していなければなりません。仮想 IP アドレスを含むすべてのパブ
リック IP アドレスは、ドメインネームシステム(DNS)に登録する必要があります。DNS サーバーが
利用できない場合は、すべてのクラスタノード上のホストファイルに登録する必要があります。
利用可能な
NIC
ポートの数に応じて、表
1-6
に示すとおりにパブリックおよびプライベートインタ
フェースを設定します。
1-6 NIC のポート割り当て
NIC ポート 利用可能なポート 3 利用可能なポート 4
1
パブリック IP および仮想 IP パブリック IP
2
プライベート IPNIC チーム) プライベート IPNIC チーム)
3
プライベート IPNIC チーム) プライベート IPNIC チーム)
4
なし 仮想 IP