Owner's Manual

340 導入ガイド
パフォー
マンスと
安定性
Red Hat Enterprise
Linux
のパフォー
マンスと安定性が
良くない。スワップ
スペースの使用が多
すぎる。
SGAOracle System
Global Areaが推奨サ
イズを超えている。
SGA
サイズがシステム
RAM
合計容量の
65%
を超えないようにします。
コマンドプロンプトから
free
と入力して、
RAM
の合計容量を確認し、
Oracle
パラメータファイル内の
db_cache_size
shared_pool_size
の両パラメータの値を上記のように変更
します。
Enterprise
Manager
Enterprise Manager
エージェントにエラ
ーが発生するか、
ダウンする。
Enterprise Manager
リポジトリが空です。
次のテキストを入力して、DB Console
の設定ファイルとリポジトリを作成しな
おします。
emca -config dbcontrol db repos
recreate
詳細な手順については、Oracle Metalink Note
330976.1 を参照してください。
パフォ
ーマンス
と安定性
Oracle アラートフ
ァイル内にインタ
フェースタイプ不
明の警告がある。
システムパフォー
マンスの低下。
パブリックインタフ
ェースがクラスタ通
信に設定されている
(プライベートインタ
フェース)
1 つのノードで次の手順を実行して、クラス
タの通信にプライベートインタフェースを
強制します。
1 oracle
としてログインします。
2
コマンドプロンプトから
sqlplus
"/ as sysdba"
と入力します。
SQL>
プロンプトが表示されます。
3
SQL>
プロンプトで次の各行を入力
します。
alter system set cluster_interconnects=
<
プライベート
IP
アドレス
node1>
scope=spfile sid=’<SID1>’
alter system set cluster_interconnects=’
<
プライベート
IP
アドレス
node2>’
scope=spfile sid=’<SID2>’
クラスタ内の各ノードでこれらの行の入力を繰
り返します。
4
次の行を入力して、すべてのノードでデータ
ベースを再起動します。
srvctl stop database –d <dbname>
srvctl start database –d <dbname>
5
/opt/oracle/admin/<
db
>
/bdump/alert_<
SID
>.log
ファイルを開き、プ
ライベート
IP
アドレスがすべてのインスタンス
で使用されていることを確認します。
1-9 トラブルシューティング (続き)
カテゴリ 問題 / 症状 原因 推奨される対応措置