Owner's Manual

328 導入ガイド
ノードの追加と削除
本項では既存のクラスタにノードを追加する手順とクラスタからノードを削除する手順について説
明します。
メモ: 新しいノードは、ハードウェアと OS の構成を既存のノードと同一にする必要があります。
既存のクラスタにノードを追加するには、以下の手順を実行します。
ネットワークにノードを追加します。
有ストレージを設定します。
Oracle Clusterware
、データベース、およびデータベースインスタンスの各にノードを追
加します。
既存のクラスタからノードを削除するには、追加の手順をにして、データベースインスタンス、
データベース、そして
Oracle
クラスタウェアの各からノードを削除する必要があります。
既存のクラスタにノードを追加する方法の詳細については、
Oracle
ウェブサイト
www.oracle.com
にあるマニュアル『
Oracle Real Application Clusters 10
g
Administration
を参照してください。
ネットワーク層への新しいノードの追加
ネットワークに新しいノードを追加するには、以下の手順を実行します。
1 新しいノードに Red Hat Enterprise Linux をインストールします。Red Hat Enterprise
Linux のインストールと設定」を参照してください。
2
新しいノードのパブリックおよびプライベートネットワークを設定します。「パブリックお
よびプライベートネットワークの設定」を参照してください。
3
各ノードがストレージ
LUN
または論理ディスクを検出できることを確認します。「ストレージ
構成の確認」を参照してください。
新しいノードの共有ストレージの設定
既存
RAC
データベースを新しいノードに拡張するには、ストレージを既存のノードと同様
するため、新しいノード用にストレージの設定を行います。本項では
ASM
用の適な手順を説
明します。
ASM を使用した共有ストレージの設定
ASM
を使用する場合は、新しいノードが既存のノードと同じ権限で
ASM
ディスクにアクセスでき
るようにする必要があります。
ASM
ディスクを設定するには、以下の手順を実行します。
1 root
としてログインします。
2
コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
setenforce 0