Owner's Manual

導入ガイド 319
Oracle ASM を使用したデータベース記憶域の設定
以下のでは、データベースファイル用のディスクグループ
1
つ、およびフラッシュバックリ
バリとアーイブログファイル用のディスクグループ
1
つをそれれ作成するために利用できる
2
のストレージデバイス(
sdb
および
sdc
)があることを前とします。
1 root
としてログインします。
2
次のように入力して、デバイス全体に対するプライマリパーティションを作成します。
fdisk /dev/sdb
3
次のように入力して、デバイス全体に対するプライマリパーティションを作成します。
fdisk /dev/sdc
raw デバイスインタフェースを使用した ASM 記憶域の設定
1
/etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを編集して、以下の各行を追加します。
/dev/raw/ASM1 /dev/sdb1
/dev/raw/ASM2 /dev/sdc1
2
次のように入力して、
RAW Devices Service
を再起動します。
service rawdevices restart
Oracle ASM Library Driver を使用したデータベース記憶域の設定
本項では、
ASM
を使用してストレージデバイスを構成する手順について説明します。
メモ: ASM Library Driver を設定する前に、SELinux を無効にしてください。
SELinux
を一時的に無効にするには、以下の手順を実行します。
1 root
としてログインします。
2
コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
setenforce 0
SELinux
を無効にしたままにするには、以下の手順を実行します。
1
grub.conf
ファイルをきます。
2
ーネルコマンドラインを確認し、次のオプションを追加します。
selinux=0
たとえば、以下のように入力します。
kernel /vmlinuz-2.6.9-34.ELlargesmp ro root=LABEL=/ apic rhgb quiet
selinux=0