Owner's Manual
318 導入ガイド
パブリックネットワークの設定
パブリックネットワークが機能していること、
IP
アドレスとホスト名がシステムに割り当てられて
いることを確認します。
データベースストレージの設定
ex3 ファイルシステムを使用したデータベースストレージの設定
ストレージデバイスを追加した場合は、以下の手順を実行します。
1 root
としてログインします。
2
次のように入力します。
cd /opt/oracle
3
次のように入力します。
mkdir oradata recovery
4
fdisk
ユーティリティを使用して、データベースファイルを保管するパーティションを作成
します(たとえば、ストレージデバイスが
sdb
なら
sdb1
)。
5
fdisk
ユーティリティを使用して、リカバリファイルを保管するパーティションを作成します
(たとえば、ストレージデバイスが
sdc
なら
sdc1
)。
6
次のように入力して、新しいパーティションを確認します。
cat /proc/partitions
新しいパーティションが見つからない場合は、次のように入力します。
sfdisk -R /dev/sdb
sfdisk -R /dev/sdc
7
次のように入力します。
mke2fs -j /dev/sdb1
mke2fs -j /dev/sdc1
8
次のような項目を追加することで、新しく作成したファイルシステム用の
/etc/fstab
ファイル
を編集します。
/dev/sdb1 /opt/oracle/oradata ext3 defaults 1 2
/dev/sdc1 /opt/oracle/recovery ext3 defaults 1 2
9
次のように入力します。
mount /dev/sdb1 /opt/oracle/oradata
mount /dev/sdc1 /opt/oracle/recovery
10
次のように入力します。
chown -R oracle.dba oradata recovery