Owner's Manual

300 導入ガイド
ASM を使用して Oracle Clusterware およびデータベース用の共有ストレージを設
定する方法
Oracle Clusterware 用の共有ストレージの設定
本項では、
Oracle Clusterware
用の有ストレージを設定する手順について説明します。
RAW デバイスインタフェースを使用した共有ストレージの設定
1
のノードで、
fdisk
ユーティリティを使って、外付けストレージデバイスに
3
つのパー
ティションを作成します。
fdisk /dev/emcpowerx
と入力して、
Cluster Repository
投票ディスク、および
Oracle
システムのパラメータファイルのそれれに
150 MB
のパーティションを
3
つ作成します。
2
次のように入力して、新しいパーティションを確認します。
more /proc/partitions
すべてのノードで、
/proc/partitions
ファイル内に新しいパーティションが表示されない
場合は、次のように入力します。
sfdisk -R /dev/
<
デバイス名
>
3
すべてのノードで、次の手順を実行します。
a
/etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを編集して、ファイバーチャネルクラスタ用に以下
の行を追加します。
/dev/raw/votingdisk /dev/emcpowera1
/dev/raw/ocr.dbf /dev/emcpowera2
/dev/raw/spfile+ASM.ora /dev/emcpowera3
b
udevstart
と入力して
RAW
デバイスを作成します。
c
service rawdevices restart
と入力して
RAW
デバイスサービスを再起動します。
メモ: PowerPath 擬似デバイス上の 3 つのパーティションがノード間で一貫していない
場合は、一貫するように /dev/sysconfig/rawdevices 設定ファイルを修正します。