Owner's Manual
294 導入ガイド
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可用性を高めるためには、
/etc/modprobe.conf
ファイルを編集して、リンク監視オプショ
ンを設定します。
デフォルトでは
miimon
の値は
0
で、この場合、リンクの監視は行われません。まず、値を
100
ミリ秒に変更しておき、必要に応じて、次の例に示すように値を調整してパフォーマンス
を改善します。次のように入力します。
options bonding miimon=100 mode=1
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/etc/sysconfig/network-scripts/
ディレクトリで、
ifcfg-bond0
設定ファイルを作成または
編集します。
たとえは、サンプルネットワークのパラメータを使った場合、ファイルは次のようにな
ります。
DEVICE=bond0
IPADDR=192.168.0.1
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.0.0
BROADCAST=192.168.0.255
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=none
USERCTL=no
NETMASK
、
NETWORK
、および
BROADCAST
の入力はオプションです。
DEVICE=bondn
のボンド名は必須です。
n
はボンドの番号を表します。
IPADDR
はプライベート
IP
アドレスです。
bond0
を仮想デバイスとして使用するには、スレーブとしてボンディングされるデバイスを指
定する必要があります。
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ボンドの各メンバーデバイスについて、以下の手順を実行します。
a
/etc/sysconfig/network-scripts/
ディレクトリで、
ifcfg-eth
n
ファイルを次のように編
集します。
DEVICE=ethn
HWADDR=<MAC ADDRESS>
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
USERCTL=no
MASTER=bond0
SLAVE=yes
BOOTPROTO=none
b
service network restart
と入力し、表示される警告はすべて無視します。