Owner's Manual
292 導入ガイド
8
1
本の光ケーブルを
SP-B
ポート
3
からファイバーチャネルスイッチ
0
に接続します。
9
1
本の光ケーブルをノード
1
の
HBA0
からファイバーチャネルスイッチ
0
に接続します。
10
1
本の光ケーブルをノード
1
の
HBA1
からファイバーチャネルスイッチ
1
に接続します。
11
1
本の光ケーブルをノード
2
の
HBA0
からファイバーチャネルスイッチ
0
に接続します。
12
1
本の光ケーブルをノード
2
の
HBA1
からファイバーチャネルスイッチ
1
に接続します。
Oracle RAC 10g 用のストレージ(記憶域)
およびネットワークの設定
本項では、シードデータベースを実行するファイバーチャネルクラスタのセットアップに関する情
報と手順を説明します。
•
パブリックおよびプライベートネットワークの設定
•
システムの保護
•
ストレージ構成の確認
•
Cluster Ready Services
(
CRS
)および
Oracle Database
向けの共有ストレージの構成
Oracle RAC 10
g
は、順序化された一連の手順を必要とする複雑なデータベース設定です。ネット
ワークとストレージを最小限の時間で設定するには、以下の手順を順番に実行してください。
パブリックおよびプライベートネットワークの設定
本項ではパブリックおよびプライベートのクラスタネットワークの設定手順について説明します。
メモ:
クライアント接続および接続のフェイルオーバーのために、固有のパブリックおよびプライベー
ト IP アドレスを 1 つと、仮想 IP アドレスとしての機能を果たす追加のパブリック IP アドレスを 1 つ、
各ノードに設定する必要があります。仮想 IP アドレスはパブリック IP と同じサブネットに属していなけ
ればなりません。仮想 IP アドレスを含むすべてのパブリック IP アドレスは、ドメインネームシステム
(DNS)に登録する必要があり、ルータブルでなければなりません。
利用可能な
NIC
ポートの数に応じて、表
1-6
に示すとおりにインタフェースを設定します。
表 1-6 NIC のポート割り当て
NIC ポート 利用可能なポート 3 つ 利用可能なポート 4 つ
1
パブリック IP および仮想 IP パブリック IP
2
プライベート IP(ボンディング済み) プライベート IP(ボンディング済み)
3
プライベート IP(ボンディング済み) プライベート IP(ボンディング済み)
4
なし 仮想 IP