Owner's Manual
導入ガイド 289
クラスタについて、以下の各タスクが完了していることを確認します。
•
すべてのハードウェアがラックに取り付けてある。
•
すべてのハードウェアの相互接続が
図
1-1
、
図 1-3
、表
1-4
に示すとおりにセットアップさ
れている。
•
Dell | EMC
ファイバーチャネルストレージシステム上で、すべての
LUN
(論理ユニット番号)、
RAID
グループ、ストレージグループが作成されている。
•
クラスタ内の各ノードにストレージグループが割り当ててある。
以下の各項へ進む前に、すべてのハードウェアと相互接続を目視点検して、正しく取り付けられて
いることを確認してください。
ファイバーチャネルのハードウェアとソフトウェアの構成
•
各ノードには、少なくとも
表
1-2
に説明するハードウェア周辺機器が含まれている必要が
あります。
•
各ノードには、次のソフトウェアをインストールする必要があります。
–
Red Hat Enterprise Linux
ソフトウェア(表
1-1
を参照)
–
ファイバーチャネル
HBA
ドライバ
•
ファイバーチャネルストレージシステムは、以下の構成が必須です。
–
クラスタストレージグループに対して少なくとも
3
つの
LUN
を作成して割り当てる
(表
1-5
を参照)
–
LUN
のサイズは最小
5 GB
表 1-5 クラスタストレージグループの LUN
LUN
最小サイズ パーティションの数 用途
1 番目の LUN
512 MB
128 MB が 3 つ 投票ディスク、Oracle
Cluster Registry(OCR)、
およびストレージプロ
セッサ(SP)ファイル
2 番目の LUN データベースよりも大きいこと
1
データベース
3 番目の LUN 2 番目の LUN のサイズの 2 倍以上
1
フラッシュリカバリ領域