Owner's Manual

導入ガイド 289
CRS
root.sh 実行時に
CRS が起動でき
ない。
その他の CRS トラブル
シューティングの手順を
試したが、失敗した。
1
次の行を
root.sh
に追加して、
デバッグを可能にします。
set -x
2
/opt/oracle/product/10.1.0/crs_1/
から
root.sh
を実行して、もう一度
このサービスが起動できるかどうか
試してみます。
3
以下のディレクトリでログファイル
を確認して、問題を診断します。
$ORA_CRS_HOME/crs/log
$ORA_CRS_HOME/crs/init
$ORA_CRS_HOME/css/log
$ORA_CRS_HOME/css/init
$ORA_CRS_HOME/evm/log
$ORA_CRS_HOME/evm/init
$ORA_CRS_HOME/srvm/log
4
/var/log/messages
を調べて、
CRS
の初期化スクリプトに関するエラー
メッセージを確認します。
5
サポート診断のためにすべてのログ
ファイルを保存します。
CRS
ノードが再起動を
繰り返す。
ノードが共有ストレージ
上のクォーラムディスク
にアクセスできない。
1
シングルユーザーモードで
Linux
起動します。
2
次のように入力します。
/etc/inet.d/init.crs
disable
3
クォーラムディスクが読み書き可能
になっていることを確認します。可
能になっていない場合は、ハード
ウェアの接続を調べて、
OCFS
リュームがマウントされていること
を確認します。
4
再起動して、
/etc/inet.d/init.crs enable
と入力します。
Oracle のイン
ストール
root.sh スクリプ
トが失敗する。
環境変数
LD_ASSUME_KERNEL
ない。
1
ターミナルウィンドウを開きます。
2
root
として、次のように入力しま
す。
LD_ASSUME_KERNEL-2.4.19
3
root
と同じターミナルウィンドウ
で、
root.sh
を実行します。
1-8 トラブルシューティング (続き)
カテゴリ 問題 / 症状 原因 推奨する対応処置