Owner's Manual
268 導入ガイド
OCFS
service o2cb
start
と入力す
ると、処理が失敗
する。
SELinux
が有効に
なっている。
「
Clusterware
用の共有ストレージの構成」の手順を実
行して
SELinux
を無効にします。
OCFS
システムがハング
する。カーネルパ
ニックメッセージ
が表示される。
Red Hat Linux
シス
テムは、
/etc/cron.daily
と
/etc/updatedb.conf
内のいくつかのファ
イルシステムで
updatedb
を実行
するために、デフォ
ルトでは毎日
cron
ジョブルーチンを実
行するように設定さ
れているが、
OCFS
のファイルシステム
では
updatedb
に
対応していない。
1
/etc/cron.d/slocate.conf
ファイルを編集して、
実行ファイルシステムのリストに
ocfs
を追加しま
す。このファイルは次のような内容です。
#!/bin/sh
renice +19 -p $$ >/dev/null 2>&1
/usr/bin/updatedb -f "ocfs
nfs,smbfs,ncpfs,proc,devpts"
-e "/tmp,/var/tmp,/usr/tmp,/afs,/net"
2
/etc/updatedb.conf
ファイルを編集して、
PRUNEFS
リストに
ocfs
を追加します。このファイルは次の
ような内容です。
PRUNEFS="ocfs devpts NFS nfs afs proc
smbfs autofs
auto iso9660"
PRUNEPATHS="/tmp /usr/tmp /var/tmp /
afs /net"
export PRUNEFS
export PRUNEPATHS
OCFS
OCFS
が新しく交換
した
NIC
を認識し
ない。
/etc/ocfs.conf
内
のリストに表示され
ている
NIC
を交換
する場合は、
OCFS
ボリュームをマウン
トする前に
ocfs_uid_gen -r
を実行して、
/etc/ocfs.conf
ファイル内の
MAC
アドレスを更新する
必要がある。
IP
アドレスが
/etc/ocfs.conf
のリストにある
NIC
を
交換する場合は、
OCFS
ドライバのロードや
OCFS
パーティションのマウントを行う前に
ocfs_uid_gen -r
と入力します。
OCFS
OCFS
ファイルで、
大きなファイルの
コピー、移動、追
加、その他の操作
を行うと、ときど
きシステムがハン
グする。
デフォルトの
fileutils
パッケージでは、
OCFS
ファイルに必
要とされる
o_direct
ファイル操作に対応
していない。
Oracle Technology Network
から
OCFS
対応の最新の
fileutils
パッケージをダウンロードします。
表 1-8. トラブルシューティング (続き)
カテゴリ 問題 / 症状 原因 推奨する対応処置