Owner's Manual
導入ガイド 251
4
fdisk
を使用して、データベースファイルを保管するパーティションを作成します(たとえば、
ストレージデバイスが
sdb
なら
sdb1
)。
5
fdisk
を使用して、リカバリファイルを保管するパーティションを作成します(たとえば、ス
トレージデバイスが
sdc
なら
sdc1
)。
6
新しいパーティションを確認するには、
cat /proc/partitions
と入力します。
新しいパーティションが見つからない場合は、次のように入力します。
sfdisk -R /dev/sdb
sfdisk -R /dev/sdc
7
次のように入力します。
mke2fs -j /dev/sdb1
mke2fs -j /dev/sdc1
8
新しく作成したファイルシステムの内容を
/etc/fstab
ファイルに追加入力します。
9
次のように入力します。
mount /dev/sdb1 /opt/oracle/oradata
mount /dev/sdc1 /opt/oracle/recovery
10
次のように入力します。
chown -R oracle.dba oradata recovery
Oracle ASM を使用したデータベース記憶域の設定
以下の例では、データベースファイル用のディスクグループ
1
つ、およびフラッシュバックリカバ
リとアーカイブログファイル用のディスクグループ
1
つをそれぞれ作成するために利用できる
2
つ
のストレージデバイス(
sdb
および
sdc
)があることを前提とします。
1
root
としてログインします。
2
fdisk /dev/sdb
と入力して、デバイス全体に対するプライマリパーティションを作成します。
3
fdisk /dev/sdc
と入力して、デバイス全体に対するプライマリパーティションを作成します。
raw デバイスインタフェースを使用した ASM 記憶域の設定
1
/etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを編集して、次の各行を追加します。
/dev/raw/ASM1 /dev/sdb1
/dev/raw/ASM2 /dev/sdc1
2
service rawdevices restart
と入力して
RAW
デバイスサービスを再起動します。