Owner's Manual
240 導入ガイド
ASM Library Driver を使用した記憶域の設定
1
root
としてログインします。
2
すべてのノードでターミナルウィンドウを開き、次の手順を実行します。
a
service oracleasm configure
と入力します。
b
すべてのノードについて、以下の入力を行います。
Default user to own the driver interface
(ドライバインタフェースを所有するデフォ
ルトユーザー)
[ ]:
oracle
Default group to own the driver interface
(ドライバインタフェースを所有するデ
フォルトグループ)
[ ]:
dba
Start Oracle ASM library driver on boot
(起動時に
Oracle ASM
ライブラリドライバ
を開始する)
(y/n) [n]:
y
Fix permissions of Oracle ASM disks on boot
(起動時に
Oracle ASM
ディスクのパー
ミッションを修正)
(y/n) [y]:
y
3
ノード
1
のターミナルウィンドウで次のテキストを入力し、
<Enter>
を押します。
service oracleasm createdisk ASM1 /dev/emcpowerb1
service oracleasm createdisk ASM2 /dev/emcpowerc1
4
ASM
ディスクを追加で作成する必要がある場合は、それぞれに
手順
3
を繰り返します。
5
ASM
ディスクが作成され、
ASM
使用のマークが付いていることを確認します。
ターミナルウィンドウで次のテキストを入力し、
<Enter>
を押します。
service oracleasm listdisks
手順
3
で作成したディスクが表示されます。
たとえば、次のとおりです。
ASM1
ASM2
6
残りのノードが
手順
3
で作成した
ASM
ディスクにアクセスできることを確認します。
残りの各ノードでターミナルを開き、次のテキストを入力し、
<Enter>
を押します。
service oracleasm scandisks