Owner's Manual
306 導入ガイド
ソフトウェアの再インストール
注意:ソフトウェアを再インストールすると、ハードドライブ上のすべての情報が削除されます。
注意:ソフトウェアを再インストールする前に、すべての外付けストレージデバイスをシステムから
取り外してください。
注意:貴重なデータを失わないように、データベースと個々のノードを定期的にバックアップするこ
とをお勧めします。ノードソフトウェアの再インストールは最後の手段としてください。
『
Dell Deployment CD
』を使用してソフトウェアをインストールすると、ハードウェア上に再導入
パーティションが作成され、そのパーティションにはシステムにインストールされたソフトウェアイ
メージのすべてが含まれています。再導入パーティションを使用すると、簡単に
Oracle
ソフトウェ
アの再導入が行えます。
この方法でソフトウェアを再インストールするには、システムを再導入パーティションから起動す
る必要があります。システムがこのパーティションから起動すると、
Red Hat Linux OS
が自動的に
再インストールされます。
この方法でソフトウェアを再インストールするには、次の手順を実行します。
1
外付けストレージデバイスを取り外します。
2
ソフトウェアを再インストールするシステムに
root
としてログインします。
3
vi /etc/grub.conf
と入力し、
<Enter>
を押して、
grub
設定ファイルを編集します。
4
ファイル内で、デフォルトを
3
に変更します。
5
ファイルを保存し、システムを再起動します。
システムを再設定して使用する方法については、「
Red Hat Enterprise Linux
の設定」およびシステ
ムの再設定に関する残りの各項を最後まで参照してください。
追加情報
サポートされるソフトウェアのバージョン
リリース時点でサポートされているソフトウェアの一覧を
表
1-7
に示します。サポートされている
ハードウェアとソフトウェアの最新バージョンについては、
Dell|Oracle Tested and Validated
Configurations
(
Dell|Oracle
で検証済みの構成)ウェブサイト
www.dell.com/10g
から
Oracle
Database 10
g
EM64T
バージョン
2.0 Solution Deliverable List
をダウンロードして参照してください。
表 1-7. サポートされているソフトウェアのバージョン
ソフトウェアコンポーネント サポートされているバージョン
Red Hat Enterprise Linux AS EM64T
(バージョン 4)Update 3
kernel 2.6.9-34.ELsmp、2.6.9-34.ELlargsmp
Oracle Database バージョン
10.2.0.2
PowerPath for Linux 4.5.1