Owner's Manual
導入ガイド 299
ASM を使用した共有ストレージの構成
ASM
を使用する場合は、新しいノードが既存のノードと同じ権限で
ASM
ディスクにアクセスでき
るようにする必要があります。
ASM
ディスクを設定するには、以下の手順を実行します。
1
root
としてログインします。
2
コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
setenforce 0
SELinux
を無効のままにしておくには、以下の手順を実行します。
1
grub.conf
ファイルを開きます。
2
カーネルコマンドラインを確認し、次のオプションを追加します。
selinux=0
たとえば、次のとおりです。
kernel /vmlinuz-2.6.9-34.ELlargesmp ro root=LABEL=/ apic rhgb quiet selinux=0
3
システムを再起動します。
4
ターミナルウィンドウを開き、
root
としてログインします。
5
/etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを、既存のノードの
1
つから新しいノードの同じ場所
にコピーします。
6
ASM
に
RAW
デバイスインタフェースを使用する場合は、
service rawdevices restart
と入力して
RAW
デバイスサービスを再起動します。
7
新しいノードでターミナルウィンドウを開き、次の手順を実行します。
a
service oracleasm configure
と入力します。
b
すべてのノードについて、以下の入力を行います。
Default user to own the driver interface
(ドライバインタフェースを所有するデ
フォルトユーザー)
[ ]:
oracle
Default group to own the driver interface
(ドライバインタフェースを所有するデ
フォルトグループ)
[]:
dba
Start Oracle ASM library driver on boot
(起動時に
Oracle ASM
ライブラリドライ
バを開始する)
(y/n) [n]:
y
Fix permissions of Oracle ASM disks on boot
(起動時に
Oracle ASM
ディスクの
パーミッションを修正する)
(y/n) [y]:
y