Owner's Manual

導入ガイド 291
Oracle ASM を使用したデータベース記憶域の設定
以下のでは、データースファイル用のディスクグループ
1
つ、およびフラッシュバックリ
リとアーイブログファイル用のディスクグループ
1
つをそれれ作成するために利用できる
2
のストレージデバイス(
sdb
および
sdc
)があることを前とします。
1
root
としてログインします。
2
fdisk /dev/sdb
と入力して、デバイス全体に対するプライマリパーティションを作成します。
3
fdisk /dev/sdc
と入力して、デバイス全体に対するプライマリパーティションを作成します。
raw デバイスインタフェースを使用した ASM 記憶域の設定
1
/etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを編集して、の各行を追加します。
/dev/raw/ASM1 /dev/sdb1
/dev/raw/ASM2 /dev/sdc1
2
service rawdevices restart
と入力して
RAW
デバイスサービスを再起動します。
Oracle ASM Library Driver を使用したデータベース記憶域の設定
本項では、
ASM
を使用してストレージデバイスを構成する手順について説明します。
メモ: ASM Library Driver を設定する前に、SELinux を無効にしてください。
SELinux
を一時的に無効にするには、以下の手順を実行します。
1
root
としてログインします。
2
コマンドプロンプトで、のコマンドを入力します。
setenforce 0
SELinux
を無効にしたままにするには、以下の手順を実行します。
1
grub.conf
ファイルをきます。
2
ーネルコマンドラインを確認し、のオプションを追加します。
selinux=0
たとえば、のとおりです。
kernel /vmlinuz-2.6.9-34.ELlargesmp ro root=LABEL=/ apic rhgb quiet selinux=0
3
システムを再起動します。
4
ターミナルウィンドウをき、
root
としてログインします。