Owner's Manual
276 導入ガイド
SELinux
を無効のままにしておくには、すべてのノードで以下の手順を実行します。
1
grub.conf
ファイルを開きます。
2
カーネルコマンドラインを確認し、次のオプションを追加します。
selinux=0
たとえば、次のとおりです。
kernel /vmlinuz-2.6.9-34.ELlargesmp ro root=LABEL=/ apic rhgb quiet selinux=0
3
システムを再起動します。
ASM
を使用してクラスタの設定を行うには、すべてのノードで、以下の手順を実行します。
1
root
としてログインします。
2
すべてのノードで、次のように
fdisk
ユーティリティを使用して、別の
2
つの外付けストレージ
デバイスに
1
つずつパーティションを作成します。
a
fdisk
/dev/emcpower
x
と入力して、デバイス全体に対するプライマリパーティションを
作成します。
fdisk
ユーティリティのヘルプを表示するには、
h
と入力します。
b
新しいパーティションが存在することを確認するには、
cat /proc/partitions
と入力します。
新しいパーティションが見つからない場合は、次のように入力します。
sfdisk -R /dev/<
デバイス名
>
メモ: RAW デバイスのインタフェースまたは Oracle ASM ライブラリドライバのいずれかを使用して、
共有ストレージを設定します。
raw デバイスインタフェースを使用した記憶域の設定
1
/etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを編集して、ファイバーチャネルクラスタ用に以下の
行を追加します。
/dev/raw/ASM1 /dev/emcpowerb1
/dev/raw/ASM2 /dev/emcpowerc1
2
udevstart
と入力して
RAW
デバイスを作成します。
3
service rawdevices restart
と入力して
RAW
デバイスサービスを再起動します。