Owner's Manual
270 導入ガイド
8
1
本の光ケーブルを
SP-B
ポート
3
からファイバーチャネルスイッチ
1
に接続します。
9
1
本の光ケーブルをノード
1
の
HBA0
からファイバーチャネルスイッチ
0
に接続します。
10
1
本の光ケーブルをノード
1
の
HBA1
からファイバーチャネルスイッチ
1
に接続します。
11
1
本の光ケーブルをノード
2
の
HBA0
からファイバーチャネルスイッチ
0
に接続します。
12
1
本の光ケーブルをノード
2
の
HBA1
からファイバーチャネルスイッチ
1
に接続します。
Oracle RAC 10g 用のストレージ(記憶域)およびネットワー
クの設定
本項では、シードデータベースを実行するファイバーチャネルクラスタのセットアップに関する情
報と手順を説明します。
•
パブリックおよびプライベートネットワークの設定
•
システムの保護
•
ストレージ構成の確認
•
Cluster Ready Services
(
CRS
)および
Oracle Database
向けの共有ストレージの構成
Oracle RAC 10
g
は、順序化された一連の手順を必要とする複雑なデータベース設定です。ネット
ワークとストレージを最小限の時間で設定するには、以下の手順を順番に実行してください。
パブリックおよびプライベートネットワークの設定
本項ではパブリックおよびプライベートのクラスタネットワークの設定手順について説明します。
メモ: クライアント接続および接続のフェイルオーバーのために、固有のパブリックおよびプライ
ベートインターネットプロトコル(IP)アドレスを 1 つと、仮想 IP アドレスとしての機能を果たす追
加のパブリック IP アドレスを 1 つ、各ノードに設定する必要があります。仮想 IP アドレスはパブリッ
ク IP と同じサブネットに属していなければなりません。仮想 IP アドレスを含むすべてのパブリック IP
アドレスは、ドメインネームシステム(DNS)に登録する必要があり、ルータブルでなければなりま
せん。
利用可能な
NIC
ポートの数に応じて、表
1-6
に示すとおりにインタフェースを設定します。
表 1-6. NIC のポート割り当て
NIC ポート 利用可能なポート 3 個 利用可能なポート 4 個
1
パブリック IP および仮想 IP パブリック IP
2
プライベート IP(ボンディング済み) プライベート IP(ボンディング済み)
3
プライベート IP(ボンディング済み) プライベート IP(ボンディング済み)
4
なし 仮想 IP