Owner's Manual
264 導入ガイド
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./010-hwCheck.py
と入力して、
CPU
、
RAM
、およびディスク容量が
Oracle Database
のインス
トールに必要な最小要件を満たしていることを確認します。
スクリプトがパラメータが正しくないことを報告した場合は、ハードウェア構成を更新してか
ら、再度スクリプトを実行します(ハードウェア構成のアップデートについては、表
1-2
およ
び
表
1-3
を参照してください)。
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外付けストレージデバイスを接続します。
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rmmod
コマンドと
modprobe
コマンドを使って
HBA
ドライバを再ロードします。たとえ
ば、
Emulex HBA
の場合は、以下のコマンドを発行して
lpfc
ドライバを再ロードします。
rmmod lpfc
modprobe lpfc
QLA HBA
の場合は、ロードされたドライバを確認し(
lsmod | grep qla
)、それらのドライバを
再ロードします。
Red Hat Network を使用したシステムパッケージのアップデート
Red Hat
では、ソフトウェアのアップデート版を定期的にリリースして、バグの修正、セキュリ
ティ問題への対応、新しい機能の追加などを行っています。ユーザーは
Red Hat Network
(
RHN
)
サービスを利用してアップデート版をダウンロードできます。
RHN
を利用してシステムソフトウェ
アを最新バージョンに更新する前に、
Dell|Oracle Tested and Validated Configurations
(
Dell|Oracle
で検証済みの構成)ウェブサイト
dell.com/10g
を参照して、サポートされる最新の
設定を確認してください。
メモ: シングルノードで Oracle Database を導入する場合は、以下の各項を省略して「Oracle Database
10g の設定および導入(シングルノード)」を参照してください。
クラスタのハードウェアおよびソフトウェアの構成の確認
クラスタのセットアップを始める前に、ハードウェアの取り付け、通信の相互接続、およびクラス
タ全体を設定するノードソフトウェアを確認します。以下の項では、ハードウェアとソフトウェア
のファイバーチャネルクラスタ構成の設定について説明します。
ファイバーチャネルクラスタのセットアップ
お使いのファイバーチャネルクラスタは、デルの公認技術者によってセットアップが完了していま
す。本項の説明に従って、ハードウェアの接続、およびハードウェアとソフトウェアの構成を確認
してください。図
1-1
と
図
1-3
にはクラスタに必要とされる接続の概要図を示します。また、
表
1-4
にはクラスタ接続についてまとめます。