Users Guide

3. ［動的充電ポリシー］切り替えスイッチを使用して、正しい充電ポリシーを有効にします。
この設定により、ユーザーの使用パターンに従って、プライマリー AC、エクスプレス充電、および標準の各充電ポリシーの間
で自動的に切り替わります。
メモ: 3 年間保証付きの長寿命バッテリーを購入した場合は、［ダイナミック充電ポリシー］切り替えスイッチは無効になっ
ています。長寿命バッテリーは 1 つの充電モードにロックされており、システムで充電モードを切り替えることはできませ
ん。
近接センサー
近接センサーは、Dell ノートパソコンおよびモバイル ワークステーションに内蔵されている機能です。このセンサーは、ユーザー
がシステムの前面とセンサーの視界（FOV）内にあるときに、ユーザーの存在を検出します。FOV から出ると、システムのディス
プレイの明るさが低下し、ロック時間設定に基づいてシステムがロックされます。FOV に入ると、システムのディスプレイがオン
になり、ログイン画面が表示されます。
有効な場合、システムがオンまたはモダン スタンバイ状態で、システムがクラムシェルまたはスタンド モードになっているとき
に近接センサーにアクセスできます。
近接センサーは次の機能をサポートします。
● ［退席中ロック］ - FOV から出ると、システムがロックされ、ディスプレイは設定されたロック時間設定に基づいてオフになり
ます。その後、システムはモダン スタンバイ状態に入ります。この設定を使用すると、システムが保護され、離れたときに電
源が節約されます。デフォルトでは、［退席中ロック］ボタンは有効になっており、画面ロック タイマーは 60 秒に設定されて
います。次の場合、［退席中ロック］設定は一時停止されます。
○ Dell Optimizer で、スヌーズが有効になっている。
○ ユーザー アクティビティがキーボード、マウス、タッチパッドを介して検出される。
○ システムで実行されているアプリケーションが、オペレーティング システムからオーディオまたはディスプレイの電力を要
求している。たとえば、アクティブなコール中に Skype を使用している場合や Windows Media Player でビデオをストリーミ
ングしている場合などです。
○ 近接センサー機能は、外部モニターがシステムに接続されている場合は無効に設定されています。
● ［ウェイク オン アプローチ］ - FOV に入ると、システムはモダン スタンバイから復帰し、ディスプレイをオンにして Windows
ログイン画面を表示します。この設定を使用すると、お使いのシステムにより迅速にサインインできます。Windows Hello 機能
を設定している場合、カメラは顔を認識し、Windows はシステムを自動的にロック解除します。Windows Hello をセットアップ
していない場合は、システムのロックを解除するためにシステム パスワードを入力する必要があります。デフォルトでは、［ウ
ェイク オン アプローチ］ボタンは有効になっています。次の場合、［ウェイク オン アプローチ］は一時停止されます。
○ バッテリーの残量が低く、システムが電源に接続されていない。
○ 近接センサー機能は、外部モニターが接続されている場合は無効に設定されています。
● ［キープ アライブ］ - この機能は、ディスプレイの電源が Windows によってオフにされないようにし、次の場合にシステムが
スリープ状態にならないようにします。
○ システムが電源に接続されている。
○ ユーザーは FOV 内にいるがシステムを操作していない。
○ システムで実行されているアプリケーションが、オペレーティング システムからオーディオまたはディスプレイの電力を要
求していない。
メモ: ［キープ アライブ］機能は、CLI コマンドまたは WMI を使用してのみ設定でき、デフォルトで有効になっています。
● ［特別なユース ケース］ — 次の 2 つのオプションを選択して、近接センサー機能の効率性を向上させることができます。
○ カメラを使用して、プレゼンス検出の正確性を向上させる
メモ: このオプションは、インテル ビジュアル検知テクノロジーをサポートする製品でのみ使用できます。
○ 外部モニターに接続された状態で近接センサーを有効にする
Dell Optimizer をお使いになる前に 19