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電源
電源機能は、利用動作に基づく生産性の設定と切り換えを行うことによって、システムのバッテリー持続時間を向上させます。シ
ステム上のバッテリー使用量を把握し、AI と機械学習モデルを使用して適切な充電ポリシーを適用します。この機能はまた、バッ
テリーの実行時間を延長する機会を特定します。
Dell Optimizer は、放電パターン、放電率、バッテリーの状態を学習し、ユーザーを次の 4 つのプロファイルに分類します。
● デスクワーカー - 常に電源に接続していて、ほとんどバッテリーを使用しません。
● 社内移動型社員 – 一般的な充電サイクルを持つ標準的なオフィスのユーザー。
● エンジニア/クリエイター - バッテリー放電率が高いプロセッサーに負担がかかるアプリケーションを使用します。
● 外回りワーカー - 通常、システムを完全に放電します。
Dell Optimizer がユーザーの動作を学習するには 2 週間かかり、2 週間ごとに必要に応じてプロファイルを調整します。
電源の最適化
1. [電源]セクションに移動して、
をクリックします。
[電源]セクションが表示されます。
メモ: 切り替えスイッチを使用して、この機能を有効または無効にすることができます。
2. [適応型バッテリー パフォーマンス]切り替えボタンをクリックして、ユーザーの行動に基づいてバッテリーの実行時間を延長し
ます。
この機能を使用すると、バッテリー節約対策をインテリジェントに適用することにより、バッテリーの実行時間を延長すること
ができます。これにより、Windows の省電力モードが有効になり、プロセッサーの電力レベルが下がり、画面が暗くなります。
メモ: 適応型バッテリー パフォーマンスの最適化設定を適用すると、システム パフォーマンスに影響を与える可能性があり
ます。
3. [動的充電ポリシー]切り替えスイッチを使用して、正しい充電ポリシーを有効にします。
この機能により、ユーザーの使用パターンに従って、常に AC、エクスプレス充電、および標準の各充電ポリシーの間で自動的に
切り替わります。
メモ: 3 年間保証付きの長寿命バッテリーを購入した場合は、[ダイナミック充電ポリシー]切り替えスイッチは無効になっ
ています。長寿命バッテリーは 1 つの充電モードにロックされており、システムで充電モードを切り替えることはできませ
ん。
近接センサー
近接センサーは、Dell ノートパソコンおよびモバイル ワークステーションに内蔵されている機能です。このセンサーは、ユーザーが
システムの前面とセンサーの視界(FOV)内にあるときに、ユーザーの存在を検出します。FOV から出ると、システムのディスプ
レイの明るさが低下し、ロック時間設定に基づいてシステムがロックされます。FOV に入ると、システムのディスプレイがオンに
なり、ログイン画面が表示されます。
有効な場合、システムがオンまたはモダン スタンバイ状態で、システムがクラムシェルまたはタブレット モードになっているとき
にアクセスできます。
近接センサーは次の機能をサポートします。
● [退席中ロック] - FOV から出ると、システムがロックされ、ディスプレイは設定されたロック時間設定に基づいてオフになり
ます。その後、システムはモダン スタンバイ状態に入ります。この機能を使用すると、システムが保護され、離れたときに電
源が節約されます。デフォルトでは、[退席中ロック]ボタンは有効になっており、画面ロック タイマーは 60 秒に設定されて
います。次の場合、[退席中ロック]は一時停止されます。
○ Dell Optimizer で、スヌーズが有効になっている。
○ ユーザー アクティビティがキーボード、マウス、タッチパッドを介して検出される。
○ システムで実行されているアプリケーションが、オペレーティング システムからオーディオまたはディスプレイの電力を要
求している。たとえば、アクティブなコール中に Skype を使用している場合や Windows Media Player でビデオをストリーミ
ングしている場合などです。
○ 外部モニターが接続されており、近接センサー機能が無効になっている。
● [ウェイク オン アプローチ] - FOV に入ると、システムはモダン スタンバイから復帰し、ディスプレイをオンにして Windows
ログイン画面を表示します。この機能を使用すると、お使いのシステムに迅速にサインインできます。Windows Hello 機能を設
Dell Optimizer をお使いになる前に 11