Dell EMC OpenManage バージョン 9.0.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 Copyright © 2017 Dell Inc. or its subsidiaries.All rights reserved.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社 の商標です。その他の商標は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 Rev.
目次 1 はじめに.......................................................................................................................................5 本リリースの新機能.............................................................................................................................................................5 ソフトウェアの入手先..................................................................................................................................................5 Systems Management Software.............
5 Microsoft Active Directory の使用................................................................................................30 Active Directory スキーマ拡張..........................................................................................................................................30 Active Directory スキーマ拡張の概要....................................................................................................................... 30 Active Directory オブジェクトの概要..........................................
1 はじめに 本トピックには、次に関する説明が記載されています。 • • • • 管理下システムへの Server Administrator のインストール。 Remote Enablement 機能のインストールと使用。 Server Administrator Web Server を使用したリモートシステムの管理。 導入およびアップグレード前、およびその最中におけるシステムの設定。 メモ: 管理ステーションと管理下システムソフトウェアを同じシステムにインストールする場合は、システムの競合を避けるた めに、同じバージョンのソフトウェアをインストールしてください。 トピック: • • • • 本リリースの新機能 Systems Management Software セキュリティ機能 その他の参考文書 本リリースの新機能 Server Administrator の本リリースに新しく追加された主な機能は次のとおりです。 • • • フルパワーサイクル。 システムロックダウンモード。 NVDIMM 監視 • 次の Web ブラウザのサポート: • • • Internet Explorer
• • Systems Management Tools and Documentation Server Update Utility メモ: これらの ISO イメージの詳細については、『Systems Management Tools And Documentation インストールガイド』を参 照してください。 管理下システム上の Server Administrator コンポーネント セットアッププログラムでは、次のオプションが提供されます。 • • カスタムセットアップ 標準セットアップ カスタムセットアップオプションを使用すると、インストールするソフトウェアコンポーネントを選択することができます。この 表は、カスタムインストール中にインストールできる、さまざまな Managed System Software コンポーネントをリストしています。 表 1.
コンポーネント インストールされる機能 導入シナリオ インストールするシステム WMI(管理インタフェース) Server Instrumentation の これをインストールして、WMI 対応システム。対応システム Windows Management プロトコルを使用した、サーバ のリストは、『Dell EMC Instrumentation インタフェース ーデータを管理するための管理 OpenManage システムソフト ソリューションを、ローカルお ウェアサポートマトリクス』を よびリモートシステムに提供し 参照してください。 ます。 SNMP(管理インタフェース) Server Instrumentation のシン これをインストールして、コマ 対応システム。対応システム プルネットワーク管理プロトコ ンドラインインタフェースを使 のリストは、『Dell EMC ルインタフェース 用した、サーバーおよびストレ OpenManage システムソフト ージ計装データを管理するため ウェアサポートマトリクス』を の管理ソリューションを、ロー 参照してください。 カルおよびリモートシステム
セキュリティ機能 Systems Management Software のコンポーネントは、次のセキュリティ機能を提供しています。 • • • 異なる特権レベルを使用した、またはオプションの Microsoft Active Directory を使用した、オペレーティングシステムからのユ ーザーに対する認証。 ウェブベースのインタフェースまたはコマンドラインインタフェース(CLI)を使用したユーザー ID とパスワードの設定(ほとん どの場合)。 SSL 暗号化(オートネゴシエート および 128 ビット以上)。 メモ: Telnet は SSL 暗号化をサポートしていません。 • • ウェブベースのインタフェースを使用したセッションタイムアウト設定(分単位)。 Systems Management Software の、ファイアウォールを経由したリモートデバイスへの接続を可能にする、ポート設定。 メモ: 各種 Systems Management Software が使用するポートについては、各コンポーネント用のユーザーガイドを参照して ください。 セキュリティ管理の詳細については、dell.
2 インストール前のセットアップ Server Administrator をインストールする前に、次のタスクを実行してください。 • • • • オペレーティングシステムのインストール手順をお読みください。 「インストール要件」を読み、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを確認してください。 該当する readme ファイルおよび『Dell EMC OpenManage システムソフトウェアサポートマトリクス』をお読みください。 Server Administrator アプリケーションをインストールする前に、システムで実行されているすべてのアプリケーションを閉じて ください。 トピック: • • • • • 必要条件チェッカー インストール要件 SNMP エージェントの設定 セキュアポートサーバーとセキュリティのセットアップ Remote Enablement の要件 必要条件チェッカー setup.exe(場所は \SYSMGMT\srvadmin\windows)は、必要条件チェッカープログラムを開始します。必要条件チェッカープロ グラムは、実際のインストールを開始せずにソフトウェアコ
戻りコード 説明 —4 実装された戻りコードではありません。 —5 必要条件チェッカーは実行されません。ユーザーは、作業ディレクトリを %TEMP% に変更しませんでした。 —6 目的のディレクトリが存在しません。必要条件チェッカーは実行されません。 —7 内部エラーが発生しました。必要条件チェッカーは実行されません。 —8 ソフトウェアはすでに実行中です。必要条件チェッカーは実行されません。 —9 WSH が壊れている、誤まったバージョンである、またはインストールされていません。必要条件チェッカーは実行 されません。 —10 スクリプト実行環境でエラーが発生しました。必要条件チェッカーは実行されません。 メモ: 負の戻りコード(-1~-10)は、必要条件チェッカーツールの実行の失敗を示します。負の戻りコードの推定原因にはソフ トウェアポリシーの制限、スクリプトの制限、フォルダのアクセス許可がない、およびサイズの制限が含まれます。 メモ: 戻りコード が 2 または 3 の場合は、Windows の一時フォルダ %TEMP% にある omprereq.
対応オペレーティングシステムとウェブブラウザ 対応オペレーティングシステムとウェブブラウザについての情報は、『Dell EMC OpenManage システムソフトウェアサポートマトリ クス』を参照してください。 メモ: ウェブブラウザがローカルアドレス用のプロキシサーバーをバイパスするように設定されていることを確認してくださ い。 Multilingual User Interface のサポート このインストーラは、次のオペレーティングシステムで使用可能な Multilingual User Interface(MUI)のサポートを提供します。 • Microsoft Windows Server 2016 MUI Pack は、対応 Windows オペレーティングシステムの英語バージョンに追加できる言語固有リソースファイルのセットです。イ ンストーラは、6 つの言語(英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、簡体字中国語、および日本語)のみをサポートします。 メモ: MUI Pack が簡体字中国語などの非ユニコード言語に設定された場合は、システムロケールを簡体字中国語に設定してく ださい。これに
簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP) • オペレーティングシステム付属の SNMP パッケージをインストールします。Server Administrator のインストール後に SNMP がイン ストールされた場合は、Server Administrator サービスを再起動します。 メモ: 管理下システムに対応システム管理プロトコル標準をインストールする方法については、オペレーティングシステムのマ ニュアルを参照してください。 次の表は、各対応オペレーティングシステムでのシステム管理標準の使用可能状況について示しています。 表 3.
Microsoft Active Directory Active Directory サービスソフトウェアを使用する場合は、ネットワークへのアクセスを制御するために Active Directory サービスソ フトウェアを設定できます。Active Directory データベースは、リモート管理認証および承認をサポートするように変更されました。 Server Administrator(OMSA)、Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)、Chassis Management Controller(CMC)、および Remote Access Controllers(RAC)は、Active Directory と連動します。Active Directory を使用して、中央データベースからユーザー と特権を追加および制御します。 関連リンク: Microsoft Active Directory の使用 SNMP エージェントの設定 Systems Management ソフトウェアは、すべての対応オペレーティングシステムで SNMP システム管
Remote Enablement の要件 Remote Enablement 機能は、現在次のオペレーティングシステムでサポートされています。 • • • Microsoft Windows Microsoft Hyper-V Hyper-V Server Remote Enablement 機能をインストールするには、システムで次を設定します。 • • • • Windows リモート管理(WinRM) CA/ 自己署名証明書 WinRM HTTPS リスナーポート WinRM および Windows Management Instrumentation (WMI)Servers 用の認証 WinRM のインストール Windows Server では、Windows クライアントオペレーティングシステム、および WinRM 2.0 はデフォルトでインストールされてい ます。Windows Server では、WinRM 1.
WinRM と WMI サーバーのユーザー認証の設定 WinRM と WMI サービスへのアクセス権を提供するため、適切なアクセスレベルを持つユーザーを明示的に追加します。 メモ: ユーザー認証を設定するには、WinRM および WMI サーバの場合、システム管理者権限でログインする必要があります。 Windows Server オペレーティングシステムでは、ビルトイン管理者、ドメイン管理者、または Domain Admins グループか Domain Users グループに所属するユーザーとしてログインする必要があります。 メモ: システム管理者は、デフォルトで設定されています。 WinRM WinRM サーバーのためのユーザー認証を設定するには、次の手順を実行します。 1. スタート > ファイル名を指定して実行 をクリックします。 2. winrm configsddl と入力し、OK をクリックします。 WinRM 2.0 を使用している場合は、winrm configsddl default と入力します。 3.
4.
3 Microsoft Windows オペレーティングシステム への Managed System Software のインストー ル Microsoft Windows では、Dell EMC OpenManage Systems Management Tools and Documentation ソフトウェアを挿入すると、autorun ユーティリティが表示されます。このユーティリティによって、システムにインストールするシステム管理ソフトウェアを選択でき ます。 自動実行プログラムが自動的に開始されない場合、DVD ルートからの自動実行プログラム、または Dell EMC OpenManage Systems Management Tools and Documentation ソフトウェアの SYSMGMT\srvadmin\windows ディレクトリにあるセットアッププログラ ムを使用します。現在サポートされているオペレーティングシステムのリストについては、『Dell EMC OpenManage システムソフト ウェアサポートマトリクス』を参照してください。 メモ: Dell EMC Open
目的 Select(選択) Microsoft Windows で実行されているシステムの場合、Remote Enablement は、Server Instrumentation オプション下にあり ます。この場合は、リモートシステムに Server Administrator Web Server をインストールする必要があります。 管理下システムに取り付けられたローカルおよびリモートスト Storage Management。 レージのステータスを表示し、統合グラフィカル表示でストーレ ジ管理情報を取得する。 システムが停止した場合に、操作不能なシステムにリモートア iDRAC Command Line Tools。 クセスし、アラート通知を受信して、システムをリモートから再 起動する。 メモ: Managed System Software をインストールする前に、オペレーティングシステムメディアを使用して、管理下システム にシンプルネットワーク管理プロトコル(SNMP)エージェントをインストールする。 インストーラの場所 インストーラの場所は以下の通りです: • DVD Drive\SYSM
標準インストール 必要条件チェッカーから Server Administrator のインストールを開始し、標準セットアップ オプションを選択すると、セットアップ プログラムは次の Managed System Software 機能をインストールします。 • • • • • • • • • • • Server Administrator Web Server Server Instrumentation ストレージ管理 コマンドラインインタフェース WMI snmp オペレーティングシステムロギング DRAC Command Line Tools Intel SNMP エージェント Broadcom SNMP エージェント SNMP エージェント() 標準 インストール中に、固有のハードウェアおよびソフトウェア要件を満たさない個々の管理ステーションサービスは、管理下シ ステムにインストールされません。たとえば、Server Administrator Remote Access Controller サービスソフトウェアモジュールは、 管理下システムに Remote Access Controller
非対応システムに Server Administrator をインストールする場合は、インストーラに Server Administrator Web Server オプショ ンのみが表示されます。 選択した機能には、その横にハードディスクドライブアイコンが表示されています。選択されていない機能には、その横に赤い X が付きます。デフォルトでは、必要条件チェッカーがサポートハードウェアがないソフトウェア機能を発見すると、チェッカ ーはその機能を自動的に無視します。 Managed System Software をインストールするためのデフォルトのディレクトリパスを承認するには、次へ をクリックします。 デフォルトのディレクトリパスを使用しない場合は、変更 をクリックし、Managed System Software をインストールするディレ クトリを参照して、OK をクリックします。 10.
メモ: 無人インストールが完了した後、Server Administrator のコマンドラインインタフェース(CLI)機能を使用するために は、新しいコンソールウィンドウを開き、そこから CLI コマンドを実行する必要があります。Server Administrator をインス トールしたコンソールウィンドウと同じコンソールウィンドウからの CLI コマンドの実行は、動作しません。 DVD の全コンテンツを配布するか、ターゲットシステムから DVD イメージの場所にドライブをマッピングすると、リモートシステ ムで DVD のイメージを使用できるようになります。 標準無人インストールパッケージとして使用するためのドライブのマッピング 1. Server Administrator のインストール先となる各リモートシステムと、Systems Management Tools and Documentation ソフトウェ アのイメージを共有できます。 このタスクは、ソフトウェアを直接共有するか、ISO イメージ全体をドライブにコピーしてコピーを共有することで実行できま す。 2.
• • • 無人インストールをカスタマイズするオプションのコマンドライン設定セット。 特定のソフトウェア機能のインストールを指定するカスタマイズパラメータ。 実際のインストールを実行せずに、選択したソフトウェア機能の依存関係ステータスを調べる必要条件チェッカープログラム。 オプションのコマンドライン設定 次の表に、msiexec.exe MSI インストーラで使用可能なオプションの設定を示します。コマンドラインで、msiexec.exe の後に各 設定の間にスペースを入れてオプションの設定を入力します。 メモ: Windows インストーラツール用の全コマンドラインスイッチの詳細については、support.microsoft.com を参照してく ださい。 表 5. MSI インストーラのコマンドライン設定 設定 結果 /i このコマンドを使用すると、製品がインストールまたは設定さ れます。 /i .
設定 結果 /fm – このオプションを使用すると、すべての必要なシステム 固有のレジストリエントリが書き換えられます。 /fs – このオプションを使用すると、すべての既存のショートカ ットが上書きされます。 /fv – このオプションを使用すると、ソースから実行し、ローカ ルパッケージを再キャッシュします。アプリケーションまたは 機能の初めてのインストールには、この再インストールオプショ ンを使用しないでください。 このコマンドを使用すると、特定の場所にある製品がインスト ールされます。インストールディレクトリをこのスイッチで指 定する場合は、CLI インストールコマンドを実行する前に手動で 作成する必要があります。さもなければ、エラーメッセージを表 示しないで失敗します。 INSTALLDIR= /i .msi INSTALLDIR=c:\OpenManage /qn – インストール先が c:\OpenManage である特定の場所に製品をインストールしま す。 CP_MESSAGE_FORMAT=
機能 ID 説明 BRCM Broadcom ネットワークインタフェースカード(NIC)エージェン ト QLG QLogic SNMP エージェント INTEL Intel NIC エージェント IWS Server Administrator Web Server OMSS Server Administrator Storage Management Service RAC iDRAC Command Line Tools iDRAC(第 11 世代の PowerEdge サーバー) Integrated DRAC Command Line Tools iDRAC12G(第 12 世代の PowerEdge サーバー) Integrated DRAC Command Line Tools SI Server Instrumentation RmtMgmt Remote Enablement CLI Server Instrumentation のコマンドラインインタフェース WMI Server Instrumentation の Windows Mana
処理の間に削除または上書きされたすべてのファイルを一時的に保存します。インストールが正常に完了した後で、Windows は一 時的なバックアップファイルをすべて削除します。 MSI スタンダードアクションのロールバックに加えて、ライブラリでもロールバックが発生した場合に、各アプリケーションに対し て INI ファイルに記載されたコマンドの取り消しができます。インストールアクションによって変更されたすべてのファイルは、 ロールバックが発生した場合、元の状態に復元されます。 MSI エンジンがインストール順序に入っている場合、ロールバックアクションとしてスケジュールされているすべてのアクションが 無視されます。カスタムアクション、MSI スタンダードアクション、またはインストールアクションが失敗した場合、ロールバック が開始します。 一度完了したインストールは、ロールバックできません。処理されたインストールは、安全策としてインストールセッション中にシ ステムを保護するだけです。インストールしたアプリケーションを削除したい場合は、そのアプリケーションをアンインストールす る必要があります。 メモ: ドライバのインス
6. 完了 をクリックして Server Administrator のインストールを終了します。 システムを再起動するよう求められた場合は、次の再起動オプションから選択します。 • • 今すぐ再起動する 後で再起動する Server Administrator の全機能がアンインストールされます。 オペレーティングシステムを使用した Managed System Software 機能のアンインストール 次のタスクを実行して、オペレーティングシステムで Managed System Software 機能をアンインストールします。 1. Windows の コントロールパネル へ移動します。 2. プログラムの追加と削除 をクリックします。 3. Server Administrator をクリックし、削除 をクリックします。 プログラムの追加と削除 ダイアログボックスが表示されます。 4.
msiexec.exe /x .
4 Microsoft Windows Server および Microsoft Hyper-V Server への Managed System Software のインストール Microsoft Windows Server および Hyper-V Server オペレーティングシステムの Server Core インストールオプションは、特定のサー バ役割を実行するために最低限の環境を提供し、これらのサーバ役割のメンテナンスと管理要件、および攻撃可能な部分を削減し ます。Windows Server または Hyper-V Server インストールは、対応サーバ役割によって必要とされるバイナリのサブセットのみを インストールします。たとえば、Explorer シェルは Windows Server または Hyper-V Server インストールの一環としてインストール されず、その代わりに Windows Server または Hyper-V Server インストールのデフォルトユーザーインタフェースはコマンドプロン プトになります。 メモ: Windows クライアントオペレーティングシステ
関連リンク: オプションのコマンドライン設定 システム管理ソフトウェアのアンインストール Managed System Software をアンインストールするには、コマンドプロンプトで msiexec /x .
5 Microsoft Active Directory の使用 Active Directory サービスソフトウェアを使用する場合は、ネットワークへのアクセスを制御するために Active Directory サービスソ フトウェアを設定します。Active Directory データベースは、リモート管理認証および承認をサポートするように変更されています。 Server Administrator の他、Integrated Dell Remote Access Controllers(iDRAC)、Remote Access Controllers(RAC)も Active Directory と連動するようになりました。このツールを利用して、ひとつの中央データベースからユーザーと特権を追加および制御できます。 トピック: • • Active Directory スキーマ拡張 Active Directory スキーマの拡張 Active Directory スキーマ拡張 Active Directory データは、属性 および クラス の分散データベースに存在します。Active Direc
また、Active Directory オブジェクトは、単一のドメインでセットアップすることも複数のドメインでセットアップすることもでき ます。単一のドメインでオブジェクトをセットアップする場合、RAC のセットアップであろうと Server Administrator オブジェクト のセットアップであろうと違いはありません。ただし、複数のドメインが関係する場合は、いくつか違いがあります。 次の図は、単一のドメインで Active Directory オブジェクトをセットアップする場合を示したものです。このシナリオでは、DRAC 4 カードが 2 枚(RAC1 と RAC2) 、既存の Active Directory ユーザーが 3 名(User1、User2、User3)存在します。両方の DRAC 4 カー ドに User1 と User2 の管理者権限を付与し、RAC2 のほうに User3 のログイン権限を付与します。 図 2.
複数ドメインでの Server Administrator Active Directory オ ブジェクトのセットアップ Server Administrator の場合、単一の関連付けのユーザーは異なるドメインに属することができ、ユニバーサルグループに属する必要 はありません。次の例は、別のドメインの Server Administrator システムがディレクトリオブジェクトのセットアップにどう影響す るかを示す例に非常に近いものです。RAC デバイスの代わりに、Server Administrator(Server Administrator 製品 sys1 および sys2) が実行されている 2 つのシステムが存在します。sys1 と sys2 は異なるドメインに属します。Active Directory にある任意の既存の ユーザーまたはグループを使用できます。次の図は、この例の Server Administrator Active Directory オブジェクトのセットアップ方 法を示しています。 図 4.
5. ウェブベースインタフェースまたは CLI のいずれかを使用して、システムの Active Directory プロパティを設定します。 関連リンク: • • • • Active Directory スキーマの拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインへの拡張のインストール Active Directory へのユーザーと権限の追加 システムまたはデバイスの設定 Active Directory 製品名の設定 Active Directory 製品名を設定するには、次の手順を実行します。 1. インストールディレクトリ内で omsaoem.ini ファイルを探します。 2. このファイルを編集して、行 adproductname=text を追加します。ここで、text は Active Directory で作成した製品オブジ ェクトの名前です。たとえば、Active Directory 製品名が omsaApp に設定された場合、omsaoem.
Dell Schema Extender の使用 Dell Schema Extender を使用するには、次のタスクを実行します。 注意: Dell Schema Extender では、SchemaExtenderOem.ini ファイルを使用します。Dell Schema Extender ユーティリティ が正常に機能するように、このファイルの名前は変更しないでください。 1. 初期画面で 次へ をクリックします。 2. 警告を読んで、次へ をクリックします。 3. 現在のログイン資格情報を使用 を選択するか、スキーマ管理者権限でユーザー名とパスワードを入力します。 4. 次へ をクリックして、Dell Schema Extender を実行します。 5.
表 12. dellProduct クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.5 説明 すべての製品が派生する主要クラスです。 クラスの種類 構造体クラス SuperClasses コンピュータ 属性 dellAssociationMembers 表 13. dellOmsa2AuxClass クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.1.1 説明 このクラスは Server Administrator の特権(認証権限)を定義 するために使用されます。 クラスの種類 補助クラス SuperClasses なし 属性 dellOmsaIsReadOnlyUser dellOmsaIsReadWriteUser dellOmsaIsAdminUser 表 14. dellOmsaApplication クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.1.
表 16. Active Directory スキーマに追加される Server Administrator 固有の属性 属性名 / 説明 割り当てられた OID/ 構文オブジェクト 識別子 単一値 dellOMSAIsReadOnlyUser 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.2.1 TRUE ユーザーが Server Administrator で読み取 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN り専用権限を持っている場合は TRUE 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) dellOMSAIsReadWriteUser 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.2.2 TRUE ユーザーが Server Administrator で読み取 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN り / 書き込み権限を持っている場合は 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) TRUE dellOMSAIsAdminUser 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.2.
Active Directory へのユーザーと権限の追加 拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータのスナップインでは、RAC オブジェクト、関連オブジェクト、および特権オブジェク トを作成することによって、DRAC および Server Administrator のユーザーと特権を追加できます。オブジェクトを追加するには、 該当するサブセクションの手順を実行してください。 製品オブジェクトの作成 製品オブジェクトを作成するには、次の手順を実行します。 メモ: Server Administrator のユーザーは、ユニバーサルタイプの製品グループを使用して、ドメインとその製品オブジェクト をスパンする必要があります。 メモ: 別のドメインからユニバーサルタイプの製品グループを追加する場合、関連オブジェクトをユニバーサルスコープで作成 します。Schema Extender ユーティリティにより作成されたデフォルトの関連オブジェクトは、ドメインローカルグループで あり、他のドメインからユニバーサルタイプの製品グループとは動作しません。 1.
メモ: RAC ユーザーがそのユーザーや RAC オブジェクトのドメインをスパンするには、ユニバーサルグループを使用する必要 があります。 ユーザーと製品のグループを追加できます。他のグループを作成した同じ方法で、関連グループを作成できます。 ユーザーまたはユーザーグループを追加するには 1. 関連オブジェクト を右クリックし、プロパティ を選択します。 2. ユーザー タブを選択して、追加 を選択します。 3. ユーザーまたはユーザーグループの名前を入力するか、参照して選択し、OK をクリックします。 特権オブジェクト タブをクリックして、システムで認証するときにユーザーまたはユーザーグループの特権を定義する関連付け に特権オブジェクトを追加します。 メモ: 関連オブジェクトに特権オブジェクトを 1 つだけ追加します。 権限を追加するには 1. 権限オブジェクト タブを選択し、追加 をクリックします。 2.
名前 = 値のペア 説明 false:Active Directory サービスの認証サポートを無効にします。 adprodname=<テキスト> Active Directory サービスで定義されている製品の名前を指定し ます。この名前は、ユーザー認証のために製品を Active Directory の特権データに関連付けます。 Microsoft Active Directory の使用 39
6 よくあるお問い合わせ(FAQ) Systems Management アプリケーションはどのポー トを使用しますか? Server Administrator が使用するデフォルトポートは 1311 です。以下のポートが設定可能です。特定のコンポーネントのポート情報 は、そのコンポーネントのユーザーガイドを参照してください。 低帯域幅、低レイテンシの WAN 上で iDRAC コント ローラで仮想メディアを実行するとき、Systems Management のインストールを仮想メディアで直接 起動すると、失敗します。どうすればよいですか? ローカルシステムにウェブインストールパッケージをコピーしてから、Systems Management インストールを起動してください。 Server Administrator Storage Management サービ スをインストールする前に、システムにインストール されている Adaptec Fast Console アプリケーション をアンインストールする必要はありますか? はい。Adaptec Fast Console がすでにシステム上にインストールさ
4. カスタムセットアップ を選択し、最初にインストールされていたすべての機能を選択します。インストールされていた機能が 不明な場合は、すべてを選択してインストールを実行します。 メモ: Server Administrator をデフォルト以外のディレクトリにインストールしていた場合は、 カスタムセットアップ で も必ずそのディレクトリに変更してください。 インストールしたアプリケーションは、プログラムの追加と削除 からアンインストールできます。 次のエラーメッセージで WinRM リスナーの作成が失敗した 場合、どうすればよいですか? The CertificateThumbprint property must be empty when the SSL configuration will be shared with another service このエラーは、Internet Information Server(IIS)がすでにインストールされ、HTTPS 通信用に設定されている場合に発生します。IIS と WinRM の共存の詳細については、technet.microsoft.
Systems Management インストールの始動中に次のエラーメ ッセージが表示されます。 An older version of Server Administrator software is detected on this system. You must uninstall all previous versions of Server Administrator applications before installing this version Systems Management インストールの起動試行中にこのエラーが発生する場合、SYSMGMT\srvadmin\support\OMClean ディレ クトリに含まれる OMClean.
最新バージョンが既にインストールされているというメッセ ージが表示される場合、どうすればよいですか? MSP を使用して、バージョン X からバージョン Y にアップグレードし、次にバージョン Y の DVD(フルインストール)を使用しよ うとすると、バージョン Y の DVD の必要条件チェッカーは最新バージョンがすでにインストールされていることを通知します。続 行するとインストールは メンテナンス モードで実行されず、変更、修復、または 削除 オプションは表示されません。インストー ルの続行によって、MSP は削除され、バージョン Y パッケージに存在する MSI ファイルのキャッシュが作成されます。2 回目に実 行する場合は、インストーラは メンテナンス モードで実行されます。 必要条件チェッカーの情報を最も有効に使用する方法を教え てください。 必要条件チェッカーは Windows で使用可能です。必要条件チェッカーの使用の詳細については、Systems Management Tools and Documentation ソフトウェアの SYSMGMT\srvadmin\windows\PreRe
必要条件チェッカーを実行しないでインストールを始動でき ますか?どのようにすればよいですか? はい、できます。たとえば、Managed System Software の MSI を SYSMGMT\srvadmin\Windows\SystemsManagement から直 接実行できます。概して、必要条件チェッカーで判明する重要な情報がある可能性があるので、必要条件チェッカーをバイパスす ることは好ましくありません。 システムにインストールされているシステム管理ソフトウェ アのバージョンを知る方法を教えてください。 Windows の コントロールパネル へ移動し、プログラムの追加と削除 をダブルクリックして Systems Management Software を選 択します。サポート情報 へのリンクを選択します。 現在システムにインストールされている Server Administrator の機能は、どこに表示されますか? Windows の コントロールパネル に移動し、プログラムの追加と削除 をダブルクリックして、現在インストールされている Server Administrator 機能を