Install Guide
Table Of Contents
- Dell EMC OpenManage インストールガイド — Linux バージョン10.1.0.0
- 目次
- はじめに
- インストール前のセットアップ
- 対応Linuxオペレーティング システムおよびVMware ESXiへのManaged System Softwareのインストール
- VMware ESXi への Systems Management Software のインストール
- vSphere CLI の使用
- VMware vSphere Management Assistant(vMA)の使用
- VMware Update Manager(VUM)の使用方法
- vSphere ClientでのvSphere Lifecycle Managerを使用したOpenManage Server Administratorのインストール
- Power CLI の使用
- VMware ESXi での Server Administrator のアクセス
- 既存の Systems Management VIB のアンインストール
- VMware ESXi を実行しているシステムでの SNMP エージェントの設定
- トラブルシューティング
- VMware ESXi での Systems Management Software のアップグレード
- よくあるお問い合わせ(FAQ)
- Linux インストーラパッケージ
WSMan 用のサーバー証明書の作成
WSMan 用の証明書を作成したり、既存の証明書を再利用したりすることができます。
新しい証明書の作成
WSMan 用の新しいサーバー証明書は、owsmangencert.sh スクリプト(/etc/openwsman)を実行して作成します。
OpenWSMAN RPM はスクリプトを提供します。ウィザードの手順に従って、サーバー証明書を作成します。
メモ: RHEL8 では、ssleay. cnf で RANDFILE をコメントにし、ビット数を 2048 に変更してから、openwsman 用の
owsmangencert.sh を実行してください。
既存の証明書の再利用
自己署名証明書または CA 署名証明書がある場合は、[/etc/openwsman/openwsman.conf]の[server]タグの下にグループ化され
ている、ssl_cert_file および ssl_key_file の値を既存の証明書の値で更新することにより、openwsman サーバーに同じ証
明書を使用できます。
openwsman クライアント用の CRL の設定
Server Administrator Web Server が使用する証明書失効リスト(CRL)を設定するには、次の手順に従います。
1. /etc/openwsman/openwsman_client.conf 内で有効な CRL ファイルを指定します。
2. 空白のままにすると、CRL チェックは無視されます。
メモ: CRL サポートは、サポート対象の SUSE Linux Enterprise Server および Red Hat Enterprise Linux Server にだけ存在しま
す。その他のオペレーティングシステムの場合は、オペレーティングシステムのベンダーに問い合わせて、CRL サポート
のある必要な CURL ライブラリを準備します。
sfcb および openwsman の実行
sfcb および openwsman を実行するには、次のコマンドを使用します。
● /etc/init.d/sfcb start
● /etc/init.d/openwsmand start
メモ: Red Hat Enterprise Linux 6 では、「sfcb」を「sblim-sfcb」に置き換えます。
Red Hat Enterprise Linux 6 で、再起動後に sblim-sfcb および openwsman を自動的に開始するには、chkconfig ユーティリテ
ィーを使用してランレベルを変更する必要があります。たとえば、sblim-sfcb をランレベル 3 および 5 で実行する場合は、次の
コマンドを使用します。
#chkconfig sblim-sfcb on --level 35
メモ: chkconfig およびその使用方法の詳細については、オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
管理下システムは設定され、Server Administrator Web Server によって使用される準備が整いました。
Red Hat Enterprise Linux オペレーティング システム向
けの openwsman および sfcb の Winbind 設定
openwsman および sfcb を設定するには、次の手順を実行します。
1. 次のファイルをバックアップします。
● /etc/pam.d/openwsman
● /etc/pam.d/sfcb
● /etc/pam.d/system-auth
14 インストール前のセットアップ