Install Guide
Table Of Contents
- Dell EMC OpenManage インストールガイド — Microsoft Windows バージョン10.1.0.0
- 目次
- はじめに
- インストール前のセットアップ
- Microsoft Windows オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストール
- Microsoft Windows Server および Microsoft Hyper-V Server への Managed System Software のインストール
- Microsoft Active Directory の使用
- Active Directory スキーマ拡張
- Active Directory スキーマの拡張
- よくあるお問い合わせ(FAQ)

標準無人インストールパッケージの作成と配布
標準セットアップ の無人インストールオプションは、無人インストールパッケージとして『Dell EMC Systems Management Tools
and Documentation』DVD を使用します。msiexec.exe /i <SysMgmtx64>.msi /qn コマンドが DVD にアクセスしてソフトウ
ェアライセンス契約に同意し、選択したリモートシステムで必要な Server Administrator 機能をすべてインストールします。これら
の機能は、システムのハードウェア構成に基づいて、リモートシステムにインストールされます。
メモ: 無人インストールが完了した後、Server Administrator のコマンドラインインタフェース(CLI)機能を使用するためには、
新しいコンソールウィンドウを開き、そこから CLI コマンドを実行する必要があります。Server Administrator をインストール
したコンソールウィンドウと同じコンソールウィンドウからの CLI コマンドの実行は、動作しません。
DVD の全コンテンツを配布するか、ターゲットシステムから DVD イメージの場所にドライブをマッピングすると、リモートシス
テムで DVD のイメージを使用できるようになります。
標準無人インストールパッケージとして使用するためのドライブのマッピング
1. Server Administrator のインストール先となる各リモートシステムと、Systems Management Tools and Documentation ソフトウェ
アのイメージを共有できます。
このタスクは、ソフトウェアを直接共有するか、ISO イメージ全体をドライブにコピーしてコピーを共有することで実行できま
す。
2. リモートシステムから、手順 1 で説明した共有ドライブへドライブをマップするスクリプトを作成します。このスクリプトは、
ドライブがマップされた後に、msiexec.exe /i Mapped Drive\<64–bit MSI path on the DVD>/qn を実行する必
要があります。
3. ISV 配布ソフトウェアを設定して、手順 2 で作成したスクリプトを配布して実行します。
4. ISV ソフトウェア配布ツールを使用して、このスクリプトをターゲットシステムに配布します。
スクリプトを実行すると、各リモートシステムに Server Administrator がインストールされます。
5. 各リモートシステムを再起動して、Server Administrator を有効にします。
標準無人インストールパッケージとしての DVD 全体の配布
1. ターゲットシステムに『Systems Management Tools and Documentation』DVD のイメージ全体を配布します。
2. DVD イメージから msiexec.exe /i DVD Drive\<64–bit MSI path on the DVD>/qn コマンドを実行するには、ISV
配布ソフトウェアを設定します。
プログラムを実行すると、各リモートシステムに Server Administrator がインストールされます。
3. 各リモートシステムを再起動して、Server Administrator を有効にします。
カスタム無人インストールパッケージの作成
カスタム無人インストールパッケージを作成するには、次の手順を実行します。
1. DVD から srvadmin\windows\SystemsManagementx64 ディレクトリをシステムのハードドライブにコピーします。
2. Windows インストーラエンジン(msiexe.exe)を使用してインストールを実行するバッチスクリプトを作成します。
メモ: カスタム無人インストールの場合、必要なそれぞれの機能をインストールするには、コマンドラインインタフェース
(CLI)のパラメーターとして含める必要があります。
例:msiexec.exe /i SysMgmtx64.msi ADDLOCAL= SA,IWS,BRCM /qn。
3. バッチスクリプトは、システムのハードディスクドライブにある windows ディレクトリに保存してください。
関連リンク:
カスタマイズ用パラメータ
カスタム無人インストールパッケージの配布
カスタム無人インストールパッケージを配布するには、次の手順を実行します。
1. ISV 配布ソフトウェアを設定して、バッチスクリプトを 1 回実行するとインストールパッケージが配布されます。
2. ISV 配布ソフトウェアを使用して、カスタム無人インストールパッケージをリモートシステムに配布します。バッチスクリプト
を使用すると、各リモートシステムに Server Administrator および指定した機能がインストールされます。
バッチスクリプトを使用すると、各リモートシステムに Server Administrator および指定した機能がインストールされます。
22 Microsoft Windows オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストール