Concept Guide

SCVMM 用 DLCI を使用する利点は次のとおりです。
• 1 対多数の OS 展開に必要な時間と作業量が削減さます。
• デルの組み込まれたサーバー管理技術、統合化された Lifecycle Controller（LC）付きの Dell Remote
Access Controller（iDRAC）を利用する System Center 2012 SP1/R2 Virtual Machine Manager コンソー
ルを介してエージェントなしおよび帯域外のハードウェア設定、パッチングおよび展開を行うことができ
ます。
SCVMM 用 DLCI を使用すると、以下が可能です。
• ライセンスキーの施行のための DCLM（Dell Connections License Manager）を構成しなくても製品がイ
ンストールできます。利用者はコンプライアンスの証明としてライセンスを購入する必要があります。
• 1 つのウィンドウでの多段階のワークフローを確保するための、より簡素化され強化されたユーザー体験
を実現するための
Update Center の使用。
• クラスタ、シャーシ、ホスト、発見段階での未割り当てのサーバーグループに基づいたラックおよびモジ
ュラーサーバーの仮想グループへの自動グループ化。
• SCVMM ホストの SCVMM アプライアンス用 DLCI への同期化によるホストの管理。
• 統合化された Dell Remote Access Controller（iDRAC）、 Chassis Management Controller（CMC）、お
よび複数のワークフローに使用されているプロキシーサーバーの資格情報の提供。
• Microsoft System Center 2012 SP1/R2 Virtual Machine Manager へのアクセス。
• 簡略化された実装および SCVMM での初期構成のための Virtual Appliance（ソフトウェアモデル）として
のインストール。
• 必要なファームウェアのリビジョンがインストールされていることを確認するための Dell PowerEdge
サーバーへの準拠性の確認。
• ベアメタルサーバーに LC での iDRAC を有効にするための自動検出およびハンドシェイクの実行。これ
は SCVMM アプライアンス用 DLCI を介して SCVMM コンソールを特定することに役立ちます。
• LC ネットワークでの iDRAC 用の固定 IP を使用する際の未割当の Dell PowerEdge サーバーの手動検
出。
• IT 管理者のデータセンターで展開する適切なサーバーの選択に役立つ、検出されたサーバーの主なイン
ベントリの詳細の閲覧。
• IT 管理者が定義する標準に基づいたゴールデン構成とも呼ばれる理想的なサーバー構成を準備し、この
構成を仮想環境への展開を目的とするサーバーに迅速かつ一貫的に複製することを可能にします。
• IT 管理者が、反復的な管理タスクおよび時間消費を削減するためにポリシーベースおよびプロファイル
ベースの構成テンプレートを開発および管理することに役立ちます。
• 次のオプションを使用した OS およびハイパーバイザーの展開：
– OS 展開のためのサポートされているすべてのオペレーティングシステムのドライバパックを含む
LC での iDRAC。
– Dell Deployment Toolkit（DTK）から任意的にダウンロード可能な OS ドライバ付きのカスタマイズ
された Microsoft Windows Pre-installation Environment（WinPE）のイメージの準備。
– LC ドライバパックの存在に関係なく、指定されたゴールデン構成に基づいたハイパーバイザーの展
開の複製、および BIOS、RAID、およびブート順序の設定の複製。
• サーバーのオペレーティングシステムのリモート的なインストール。
• iDRAC および LC のユーザーインタフェースの実行によるインベントリの情報の閲覧およびトラブルシ
ューティングタスクの実行。
• DLCI アプライアンス内で実行されるジョブおよびタスクのデータログの閲覧。
• iDRAC/LC の認証およびアクセスのための Active Directory の資格情報の使用。
詳細については、dell.com/support/manuals にある『Dell Lifecycle Controller Integration for Microsoft
System Center Virtual Machine Manager のユーザーズガイド 』を参照してください。
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