Users Guide
rpm -e 'rpm -qa | grep srvadmin' コマンドを使用して Systems Management Software
を削除するとき、RPM ユーティリティのバージョンによっては、間違った順序で
アンインストールがスケジュールされ、紛らわしい警告やエラーメッセージが表
示されることがあります。解決策はありますか?
この問題の解決策は、DVD に収録されている Systems Management アンインストールスクリプト srvadmin-
uninstall.sh の使用です。
ルートユーザーアカウントを使用して認証するように要求された場合、どうすれ
ばよいですか?
Systems Build と Update Utility を利用すると、 Systems Management Software のインストールを要求するスクリ
プトがルートユーザーの .bash_profile ファイルに追加されます。このスクリプトは、システムでルートユー
ザーアカウントを使用して認証するリモートクライアントアプリケーションのうち、ユーザープロンプトを
処理する方法を備えていないアプリケーションを妨げる場合があります。この制約を解消するに
は、
.bash_profile ファイルを編集し、[ ${SHLVL}.... の行をコメントします。
アンインストール中に、エラー: %preun(srvadmin-NAME-X.Y.Z-N.i386) スクリプトレットに失敗、
終了ステータス 1 というエラーメッセージが表示されます。
手動による RPM のアップグレードに失敗した後、Server Administrator のアンインストールに問題が発生する
場合があります。次のエラー
メッセージが表示されます。
エラー:%preun(srvadmin-NAME-X.Y.Z-N.i386) スクリプトレットに失敗、終了ステータス 1
この場合、NAME は機能名になります。たとえば、omacore. X.Y.Z-N は機能のバージョンとビルド番号で
す。この問題を修正するために考えられる解決策は、次のとおりです。
1. アンインストールを再試行します。たとえば、次のコマンドを使用します。
rpm -e srvadmin-NAME-X.Y.Z-N.i386
2. /etc/omreg.cfg ファイルに upgrade.relocation=bad 行が存在する場合は、その行を削除してからアン
インストールを再試行します。
インストール中に RPM パッケージキーに関する警告が表示されるのはなぜです
か
?
RPM ファイルには、デジタル署名が付いています。この警告を回避するには、メディアまたはパッケージを
マウントし、次のようなコマンドを使用してキーをインポートしてください。
rpm --import /mnt/dvdrom/SYSMGMT/srvadmin/linux/RPM-GPG-KEY
Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server におけるすべての
Systems Management 機能の名称を教えてください。
次の表に、Systems Management の全機能の名称と、それに対応する Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux
Enterprise Server オペレーティングシステムの init スクリプト名を記載しています。
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