Users Guide

メモ: インストール中に Remote Enablement を選択した場合は、LocalSystem アカウントを使用するた
めに、プロバイダ WinTunnel Windows Management Instrumentation 名前空間の ROOT
\dcim\sysman
に登録されます。このアカウントには特権があり、プロバイダがユーザーリクエスト
を適切に代理で処理しない場合はセキュリティ違反を発生させることがあります。 というエラーメッ
セージが Windows イベントログに記録されます。このメッセージは無視しても、安全にインストールを
続行できます。
関連リンク:
インストール失敗後のシステム回復
Citrix Application Server を使用した Server Administrator のインストール
Citrix は、インストール時にすべてのハードディスクドライブ文字を再マップします。たとえば、Server
Administrator をドライブ C: にインストールし、次に Citrix をインストールする場合は、ドライブ文字 C: M:
に変更されることがあります。この再マップのため、Server Administrator は正常に動作しない場合がありま
す。
この問題を回避するには、次のオプションのいずれかを選択します。
オプション 1
1. Server Administrator をアンインストールします。
2. Citrix をインストールします。
3. Server Administrator を再インストールします。
オプション 2
Citrix のインストール後に、コマンド msiexec.exe /fa SysMgmt.msi を入力します。
Managed System Software の無人インストールの実行
Systems Management インストーラには、 無人インストール用に 標準セットアップ オプションと カスタムセ
ットアップ オプションが用意されています。
無人インストールでは、複数のシステムに Server Administrator を同時にインストールできます。無人インス
トールは、必要な Managed System Software ファイルを含むパッケージを作成することによって実行します。
また、無人インストールオプションにより、無人インストールに関する情報を設定、確認、および表示でき
る複数の機能が提供されます。
無人インストールパッケージは、独立系ソフトウェアベンダーISVのソフトウェア配布ツールを使用して
リモートシステムに配布されます。パッケージが配布されると、ソフトウェアをインストールするインスト
ールスクリプトが実行されます。
標準無人インストールパッケージの作成と配布
標準セットアップ の無人インストールオプションは、無人インストールパッケージとして『
Systems
Management ツールとマニュアル
DVD を使用します。msiexec.exe /i <SysMgmt or
SysMgmtx64>.msi /qb
コマンドは、DVD にアクセスしてソフトウェアライセンス契約に同意し、選択した
リモートシステムで必要な Server Administrator 機能をすべてインストールします。これらの機能はシステム
のハードウェア構成に基づいて、リモートシステムにインストールされます。
メモ: 無人インストールが完了した後、Server Administrator のコマンドラインインタフェースCLI機能
を使用するために、新しいコンソールウィンドウを開き、そこから CLI コマンドを実行する必要があり
ます。Server Administrator をインストールしたコンソールウィンドウと同じコンソールウィンドウから
CLI コマンドの実行は、動作しません。
DVD の全コンテンツを配布するか、ターゲットシステムから DVD イメージの場所にドライブをマッピングす
ると、リモートシステムで DVD のイメージを使用できるようになります。
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