Users Guide

メモ: 管理下ノードで、openwsman を設定して異なるポートで実行するには、autoconf_cim_component.sh
-p <
ポート
> オプションを使用します。これはオプションであり、デフォルトで、openwsman はポー
443 で実行するように設定されています。
関連リンク:
対応 Linux および VMware ESX への Managed System Software のインストール
WSMAN 用サーバー証明書の作成
WSMAN 用に新しい証明書を作成するか、既存の証明書を再利用することができます。
新しい証明書の作成
/etc/openwsman にある、owsmangencert.sh スクリプトを実行することにより、WSMAN 用の新しいサーバーの
証明書を作成できます。このスクリプトは、openwsman RPM によって提供されます。サーバーの証明書を作
成するには、ウィザードの手順を実行します。
既存の証明書の再利用
自己署名または CA 署名された証明書がある場合、/etc/openwsman/openwsman.conf 内の [server] タグの下
でグループ化された
ssl_cert_file ssl_key_file の値を既存の証明書の値で更新することにより、
openwsman サーバーに対して同じ証明書を使用できます。
openwsman クライアント用の CRL の設定
Server Administrator Web Server が使用する証明書失効リスト(CRL)を設定する必要があります。そのために
は、次を実行します。
1. /etc/openwsman/openwsman_client.conf 内で有効な CRL ファイルを指定します。
2. 空白のままにすると、CRL チェックは無視されます。
メモ: CRL サポートは、SUSE Linux Enterprise Server バージョン 11 および Red Hat Enterprise Linux
Server バージョン 5 アップデート 5 にだけ存在します。その他のオペレーティングシステムの場合
は、オペレーティングシステムのベンダーに問い合わせて、CRL サポートのある必要な CURL ライブ
ラリを準備します。
sfcb および openwsman の実行
sfcb openwsman を次のように実行します。
/etc/init.d/sfcb start
/etc/init.d/openwsmand start
メモ: Red Hat Enterprise Linux 6 では、sfcb sblim-sfcb に置き換えてください。
Red Hat Enterprise Linux 6 では、再起動後に sblim-sfcb および openwsman を自動的に起動するために、
chkconfig ユーティリティを使用して、ランレベルを変更することが必要です。たとえば、ランレベル 3
よび 5 sblim-sfcb を実行したい場合、次のコマンドを使用します。
#chkconfig sblim-sfcb on --level 35
メモ: chkconfig およびその使用の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照し
てください。
これで、管理下システムは設定され、Server Administrator Web Server によって使用される準備が整いました。
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