Users Guide
デジタル証明書
Microsoft 向けのすべての Server Administrator パッケージは、インストールパッケージの整合性を保証するた
めに役に立つ Dell 証明書でデジタル署名されます。これらのパッケージが他の方法で再パッケージ化、編集、
または操作された場合は、デジタル署名が無効になります。この操作の結果、インストールパッケージはサ
ポートされず、必要条件チェッカーはソフトウェアのインストールを許可しません。
Windows インストーラのログサービスの有効化
Windows には、Windows インストーラの問題の診断に役立つ、レジストリによって有効になるログ記録サー
ビスが含まれています。
サイレントインストール中にこのログ記録サービスを有効にするには、レジストリエディタを開いて次のパ
スとキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\Installer Reg_SZ:
Logging Value: voicewarmup
値フィールドの文字の順序は任意です。各文字により、異なるログ記録モードが有効になります。MSI バー
ジョン 3.1 では、各文字の実際の機能は次のとおりです。
v - 冗長出力
o - ディスク容量不足メッセージ
i - ステータスメッセージ
c - 初期 UI パラメータ
e - すべてのエラーメッセージ
w - 致命的でない警告
a - 処置の開始
r - 処置固有の記録
m - メモリ不足または致命的終了の情報
u - ユーザーリクエスト
p - ターミナルプロパティ
+ - 既存ファイルに追加
! - 各行をログにフラッシュ
"*" - ワイルドカード。v オプションを除くすべての情報をログに記録します。v オプションを含めるには、
「/l*v」と指定します。
アクティブ化されると、%TEMP% ディレクトリにログファイルが生成されます。このディレクトリに生成さ
れるログファイルの一部は次のとおりです。
• 管理下システムのインストール
– SysMgmt.log
•
管理ステーションのインストール
– MgmtSt.log
これらのログファイルは、必要条件チェッカーのユーザーインタフェース(UI)が実行されている場合にデ
フォルトで作成されます。
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