Users Guide
Microsoft Active Directory の使い方 99
4
ユーザー
1
と
ユーザー
2
を
グループ
1
としてグループ化します。
5
グループ
1
を関連オブジェクト
1
(
AO1
)のメンバー、特権
1
を
AO1
の
特権オブジェクト、そして
RAC1
と
RAC2
の両方を
AO1
の
RAC
製品とし
てそれぞれ追加します。
6
ユーザー
3
をメンバーとして関連オブジェクト
2
(
AO2
)に、権限
2
を権
限オブジェクトとして
AO2
に、
RAC2
を
RAC
製品として
AO2
に追加し
ます。
詳細については、「
Active Directory
へのユーザーと特権の追加」を参照してく
ださい。
図
8-3
は、
RAC
の複数のドメインにおける
Active Directory
オブジェクトの
セットアップを示しています。このシナリオでは、
DRAC 4
カードが
2
枚
(
RAC1
と
RAC2
)あり、既存の
Active Directory
ユーザーが
3
人(ユーザー
1
、ユーザー
2
、ユーザー
3
)いるとします。ユーザー
1
は
ドメイン
1
に属し、
ユーザー
2
と
ユーザー
3
は
ドメイン
2
に属します。ユーザー
1
と
ユーザー
2
に
RAC1
と
RAC2
の両カードのシステム管理者特権を与え、ユーザー
3
に
RAC2
カードのログイン特権を与えたいとします。
図 8-3. 複数ドメインでの RAC Active Directory オブジェクトの設定
AO1 AO2
特権 2特権 1グループ 1
RAC2RAC1
ユーザー 3ユーザー 2ユーザー 1
ドメイン 2
ドメイン 1