Users Guide
対応 Linux および VMware ESX オペレーティングシステムへの 69
Managed System Software のインストール
OpenIPMI デバイスドライバ
Server Administrator
の
Server Instrumentation
機能は、
IPMI
ベースの情報
および機能を提供する
OpenIPMI
デバイスドライバを必要とします。
すべての対応
Linux
システムでは、デフォルトカーネル自体に必要とされる
IPMI
モジュールのバージョンが含まれています。
IPMI RPM
をインストールする
必要はありません。サポートされているシステムの詳細については、デルサポー
トサイト
support.dell.com/support/edocs/software/omswrels
にある
『
Dell
システムソフトウェア
サポートマトリクス』を参照してください。
Server Administrator Instrumentation Service 起動時の機能性の低下
Server Administrator
のインストール後、
OpenIPMI
デバイスドライバが起動
するたびに
Server Administrator Instrumentation Service
がランタイム
チェックを行います。
Server Administrator Instrumentation Service
は、
srvadmin-services.sh start
または
srvadmin-services.sh restart
コマンド
を実行したときか、システムを再起動(その間に
Server Administrator
Instrumentation Service
が起動)したときに開始されます。
現在、
OpenIPMI
デバイスドライバの適切なバージョンがシステムにインストー
ルされていない場合、
Server Administrator
パッケージのインストールは
Server Administrator
インストールによってブロックされます。ただし、一般
的ではありませんが、
Server Administrator
をインストールした後で、要件を
満たすバージョンの
OpenIPMI
デバイスドライバをアンインストールまたは置き
換えることもできます。
Server Administrator
はこれを防ぐことはできません。
Server Administrator
がインストールされた後でユーザーが
OpenIPMI
デバイ
スドライバの十分なバージョンをアンインストールまたは置き換えたことを確認
するため、
Server Administrator Instrumentation Service
は起動時に必ず
OpenIPMI
デバイスドライバのバージョンをチェックします。
OpenIPMI
デバイ
スドライバの十分なバージョンが見つからない場合は、
IPMI
ベースの情報や機能
を提供しないように
Server Administrator Instrumentation Service
がそれ自
体の性能を低下させます。これは主に、プローブデータが提供されないという意
味です(たとえば、ファン、温度、電圧などのプローブデータ)。
Managed System Software のインストール
ここでは、以下のインストールオプションを使用して、
Managed System
Software
をインストールする方法を説明します。
•
srvadmin-install.sh
シェルスクリプトの使用
メモ:Managed System Software のインストーラ(.tar.gz ファイルとして入手
可能)を
Dell のサポートウェブサイト support.jp.dell.com からダウンロードし
た場合、
srvadmin-install.sh シェルスクリプトが setup.sh としてルートディレ
クトリに保存されています。