Users Guide
66 対応 Linux および VMware ESX オペレーティングシステムへの
Managed System Software のインストール
Server Administrator のデバイスドライバ
Server Administrator
には、
Systems Management Base Driver
(
dcdbas
)
と
BIOS Update Driver
(
dell_rbu
)の
2
つの
Linux
用デバイスドライバが含
まれています。
Server Administrator
は、これらのドライバを使用して、サ
ポートされている
Linux
オペレーティングシステム上でシステム管理機能を実行
します。システムによっては、必要に応じて、
Server Administrator
は一方ま
たは両方のドライバを読み込みます。
Linux
用のデバイスドライバは、
GNU
の一般公有使用許諾(
GPL
)
v2.0
の下で
オープンソースとして公開されています。これらのドライバは、
kernel 2.6.14
で始まる
Linux
カーネルに含まれており、
kernel.org
から入手できます。
Server Administrator
ドライバがお使いのオペレーティングシステムにある場
合、
Server Administrator
はそれらのドラババージョンを使用します。
Server
Administrator
ドライバがオペレーティングシステムにない場合、
Server
Administrator
は自身のダイナミック
カーネルサポート(
DKS
)機能を使用し
て、必要なドライバをビルドします。
ダイナミックカーネルサポート
Server Administrator
には、実行しているカーネル用に自動的にデバイスドラ
イバをビルドするための
DKS
機能が搭載されています。
Server Administrator
デバイスドライバの起動中に次のメッセージが表示され
た場合は、必要条件の一部が満たされていないため、
Server Administrator
が
DKS
機能を使用できなかったことを示します。
DKS を使用して < ドライバ > の構築中 ... [ 失敗 ]
< ドライバ >
は
dcdbas
または
dell_rbu
メモ:Server Administrator はメッセージを /var/log/messages ログファイルに
記録します。
DKS
を使用するには、管理下システムで実行中のカーネルを識別して、
DKS
の
必要条件をチェックします。
実行しているカーネルの判別
1 root
としてログインします。
2
コンソールで次のコマンドを入力します。
uname -r
3
Enter
を押します。
実行中のカーネルを識別するメッセージが表示されます。