Users Guide
インストール前のセットアップ 17
メモ:負の戻りコード(-1 ~ -10)は、必要条件チェッカーツール自体の実行に失
敗したことを示します。負の戻りコードの原因には、ソフトウェアポリシーの制
限、スクリプトの制限、フォルダへのアクセス許可がない、サイズ制限などが考え
られます。
メモ:戻りコード が「2」 または 「3」 の場合は、Windows の一時フォルダ
%TEMP%
にある omprereq.htm ファイルを調べることをお勧めします。
%TEMP% を見つけるには、 echo %TEMP% コマンドを実行します。
必要条件チェッカーから
2
の戻り値が返される一般的な理由:
•
ストーレジコントローラまたはドライバの
1
つに、古いファームウェアまた
はドライバがあります。
%TEMP%
フォルダにある
firmwaredriverversions_
<lang>
.html
(
<
lang
>
は言語を示す)、ま
たは
firmwaredriverversions.txt
を参照してください。
%TEMP%
を見つけるには、
echo %TEMP%
コマンドを実行します。
•
システムにデバイスが検出されないと、
RAC
コンポーネントソフトウェア
のバージョン
4
は、デフォルトインストールに選択されません。この場合
は、必要条件チェッカーによって警告メッセージが表示されます。
•
システムに該当するデバイスが検出される場合にのみ、
Intel
および
Broadcom
エージェントがデフォルトインストールに選択されます。該当
するデバイスが見つからない場合、必要条件チェッカーによって警告メッ
セージが表示されます。
•
お使いのシステムで実行されているドメインネームシステム(
DNS
)または
Windows
インターネットネームサービス(
WINS
)サーバーが
RAC
ソフ
トウェアの警告状態の原因となる場合があります。詳細については、
Server
Administrator readme
の該当する項を参照してください。
-5
必要条件チェッカーが実行されません。ユーザーが作業ディレクトリを
%TEMP%
に変更しませんでした。
-6
インストール先ディレクトリが存在しません。必要条件チェッカーが実行
されません。
-7
内部エラーが発生しました。必要条件チェッカーが実行されません。
-8
ソフトウェアはすでに実行されています。必要条件チェッカーが実行され
ません。
-9
WSH
が破損しているか、バージョンが間違っているか、インストールされ
ていません。必要条件チェッカーが実行されません。
-10
スクリプト環境でエラーが発生しました。必要条件チェッカーが実行され
ません。
表
2-1. 必要条件チェッカーがサイレントに実行されている間の戻りコード ( 続き )
戻りコード 説明