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対応 Linux オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストー
ル
Dell OpenManage Server Administrator バージョン 6.5 インストールガイド
Dell OpenManage インストーラは 32 ビットと 64 ビットの両アーキテクチャをサポートしています。次の表は、Dell OpenManage のオペレーティングシステムのインストールマトリクスを説明し
たものです。
表 7-1.DellOpenManageオペレーティングシステムインストールマトリクス
UP - アップグレード、I/UP - インストールまたはアップグレード、I - インストール、NS - 非対応
お使いのオペレーティングシステムに Dell OpenManage Server Administrator やその他の管理下システムソフトウェアコンポーネントをインストール / アンインストールするためのインストール
スクリプトと RPM パッケージが提供されています。これらのインストールスクリプトと RPM は、『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』の
SYSMGMT/srvadmin/linux/ ディレクトリにあります。
インストールスクリプト srvadmin-install.sh では、サイレントまたはインタラクティブインストールが可能です。Linux スクリプトに srvadmin-install.sh スクリプトを含めることで、Server
Administrator を単一または複数のシステムにローカルに、またはネットワーク経由でインストールできます。
第 2 のインストール方法では、カスタムディレクトリに入っている Server Administrator RPM パッケージと Linux rpm コマンドを使用します。Server Administrator を単一または複数のシス
テムにローカルに、またはネットワーク経由でインストールする Linux スクリプトを作成することもできます。
2 つのインストール方法を組み合わせることはお勧めできません。カスタムディレクトリにある Server Administrator RPM パッケージを Linux rpm コマンドを使用して手動でインストールしなけれ
ばならない可能性があります。
サポートされているプラットフォームおよびオペレーティングシステムの詳細については、デルサポートサイト support.jp.dell.com/support/edocs/software/omswrels/index.htm に
ある『Dell システムソフトウェア サポートマトリクス』を参照してください。
ソフトウェアライセンス契約
Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server バージョンの Dell OpenManage ソフトウェアのライセンスは、『Dell Systems Management Tools and
Documentation DVD』に保存されています。license.txt ファイルをお読みください。Dell 提供メディアのファイルをインストールまたはコピーした場合は、同ファイルに記載される条件に合意したも
のと見なされます。このファイルは、Dell OpenManage ソフトウェアのインストール先となるソフトウェアツリーのルートにもコピーされます。
Server Administrator のデバイスドライバ
Server Administrator には、Systems Management Base Driver(dcdbas)と BIOS Update Driver(dell_rbu)の 2 つの Linux 用デバイスドライバが含まれています。Server
Administrator は、これらのドライバを使用して、サポートされている Linux オペレーティングシステム上でシステム管理機能を実行します。システムによっては、必要に応じて、Server
Administrator は一方または両方のドライバを読み込みます。
ソフトウェアライセンス契約
Server Administrator のデバイスドライバ
ダイナミックカーネルサポート
OpenIPMI デバイスドライバ
Managed System Software のインストール
Remote Enablement 用の依存 RPM
Remote Enablement のインストール後の設定
Managed System Software のアンインストール
Citrix XenServer の Dell OpenManage との併用
サードパーティの導入ソフトウェアを利用した Managed System Software のインストール
OS のアーキテクチャ
OpenManage 32 ビットアーキテクチャ
OpenManage 64 ビットアーキテクチャ
Red Hat Enterprise Linux 5 32 ビット
I/UP
×
Red Hat Enterprise Linux 5 64 ビット
UP(N-2 と N-3 からのアップグレードをサポート)
I/UP(N-1 からのアップグレードをサポート)
Red Hat Enterprise Linux 6 64 ビット
×
I
SUSE Linux Enterprise Server(SLES)10、64 ビット
UP(N-2 と N-3 からのアップグレードをサポート)
I/UP(N-1 からのアップグレードをサポート)
SUSE Linux Enterprise Server(SLES)11、64 ビット
UP(N-2 と N-3 からのアップグレードをサポート)
I/UP(N-1 からのアップグレードをサポート)
ESX 4.0、64 ビット
I/UP
×
ESX 4.1、64 ビット
I/UP
×
メモ:OpenManage をアップグレードする際は、DVD にある最新のオープンソースコンポーネントへのアップグレードを推奨します。
メモ:srvadmin-install.sh を使用したスクリプト形式のインストール、または Yum リポジトリベースのインストールでは、32ビット インベントリコレクタを提供する srvadmin-cm RPM が
64 ビットの OpenManage にインストールされません。インベントリコレクタのユーティリティは、ITA 等の管理ステーションアプリケーションにソフトウェアのインベントリデータを提供します。
必要に応じて、Dell Systems Management Tools and Documentation DVD にある SYSMGMT/srvadmin/linux/RPMS/supportRPMS/srvadmin の該当するサブフォルダか
ら、srvadmin-cm パッケージをインストールすることができます。srvadmin-cm RPM には 32 ビットバージョンの zlib と compat-libstdc++ ライブラリが必要なため、これらのライブラ
リがシステムにインストールされていることを確認してください。
メモ:オペレーティングシステムをメジャーバージョンにアップグレード(SLES 10 から SELS 11 など)する場合、既存の OpenManage バージョンをアンインストールしてから対応バージョン
をインストールする必要があります。
メモ:Dell OpenManage ソフトウェアの 64 ビットバージョンに移行する前に、インストールされている 32 ビットの Dell OpenManage と、32 ビット Dell OpenManage の一部としてイ
ンストールされている他の OpenSource コンポーネント(openwsman-server、openwsman-client、libwsman1、sblim-sfcb、sblim-sfcc、libcmpiCppImpl0、libsmbios2、
smbios-utils-bin)をアンインストールします。