Users Guide
このコマンドを実行すると、次のコンポーネントがシステムにインストールされます。
l Server Administrator Instrumentation Service
l Remote Enablement
l Server Administrator Storage Management
l Remote Access Controller
管理ステーションに Server Administrator Web Server を別途インストールする必要があります。Server Administrator Web Server のインストールについては、Microsoft Windows オ
ペレーティングシステムへの Managed System Software のインストールと対応 Linux オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストールを参照してください。
Server Administrator をインストールした後、Server Administrator Services を有効にする必要があります。これらのサービスを有効にする方法については、管理下システム上で Server
Administrator サービスを有効にするを参照してください。
トラブルシューティング
l vihostupdate コマンドを使用しようとすると、次のエラーが表示される場合があります。
c:¥OM-SrvAdmin-Dell-Web-LX-6.5.0-<bldno>.VIB-ESX<version>i_<bld-revno>.zip パッケージを解凍中
metadata.zip.sig が存在しません
署名の不一致 : metadata.zip
アップデートパッケージを解凍できません
このエラーは、古いバージョンの Remote CLI を使用している場合に表示されます。CLI の vSphere バージョンをダウンロードしインストールしてください。
l vihostupdate コマンドを使用しようとすると、次のエラーが表示される場合があります。
ファイルを予期した通 りに作成、書き込み、または読み取りできません。ファイルの I/O エラー(28): [Errno 28] デバイスに空き容量がありません。
このエラーを修正するには、kb.vmware.com の VMware KB 1012640 の記事を参照してください。
管理下システム上で Server Administrator サービスを有効にする
Server Administrator Web Server は、Server Administrator CIM(共通インタフェースモデル)プロバイダを介して、VMware ESXi システムと通信します。Server Administrator CIM
プロバイダは、VMware ESXi システム上にある OEM プロバイダです。VMware ESXi 上では、CIM OEM プロバイダはデフォルトで無効になっています。Server Administrator Web Server
を使用して CIM OEM プロバイダにアクセスするには、事前に VMware ESXi 3.5/ESXi 4.0/ESXi 4.1 システム上で CIM OEM プロバイダを有効にする必要があります。
vSphere Client を使用して CIM OEM プロバイダを有効にする(VMware ESXi 4.0/ESXi 4.1 用)
VMware vSphere クライアントを使用して CIM OEM プロバイダを有効にするには、vSphere クライアントツールをインストールする必要があります。このツールは、https://<ESXi ホストの
IP アドレス> からダウンロードしインストールできます。ここで、<IP アドレス> は VMware ESXi システムの IP アドレスを表します。
vSphere クライアントを使用して、VMware ESXi システム上で CIM OEM プロバイダを有効にするには、次の手順を実行します。
1. vSphere クライアントを使用して VMware ESXi ホストシステムにログオンします。
2. 設定 タブをクリックします。
3. 左側の ソフトウェア セクションの下で、詳細設定 を選択します。
4. 詳細設定 ダイアログボックスで、左ペインの UserVars をクリックします。
5. CIMOEMProvidersEnabled (ESXi 4.0 の場合)または CIMoemProviderEnabled(ESXi 4.1 の場合)フィールドの値を 1 に変更してください。
6. OK をクリックします。
7. システムを再起動せずに変更を有効にするには、VMware ESXi システムのローカルコンソールの Direct Console User Interface(DCUI)で 管理エージェントを再起動 オプションを
使用します。
変更が有効にならず、Server Administrator を使用して VMware ESXi ホストに接続できない場合は、VMware ESXi ホストシステムを再起動してください。
vSphere CLI を使用して CIM OEM プロバイダを有効にする(VMware ESXi 4.0/ESXi 4.1 用)
1. Microsoft Windows で vSphere CLI を使用している場合は、vSphere CLI ユーティリティをインストールしたフォルダに移動します。